トラボルタVS「ジョン・ウィック」スタントチーム!「リベンジ・リスト」予告公開
2017年4月5日 12:00
修理工として愛する妻と平和に暮らしていた元特殊部隊員スタンリー・ヒル(トラボルタ)は、強盗に妻を殺され失意のどん底に。さらに悪徳警官が手を回して事件が闇に葬られたことからヒルの怒りは頂点に達し、かつての殺人スキルを解放して壮絶な復しゅうを開始する。「マスク」「イレイザー」「スコーピオン・キング」などを手がけたチャック・ラッセルがメガホンをとった。
予告編では、「君を失って、どうやって生きていく?」と妻のなきがらを前に泣き崩れていたヒルが、犯人に正義の鉄ついを下すために封印してあった重火器を再び手に入れ、たった1人で犯罪組織に乗り込んでいくさまがダークな色合いで描かれている。ヒルは、正確無比な狙撃術だけでなく人並みはずれた腕力で敵を圧倒。トラボルタが激しい肉弾戦にスタントなしで挑んでいるほか、暗闇でタバコをふかす渋い男の魅力を放っている。本作のアクションシーンは、「ジョン・ウィック」などを手がけたスタントチーム「87 イレブン・デザイン」が担当し、スタントマンたちが敵役の俳優として出演しているほか、撮影監督には、トラボルタの代表作の1つ「パルプ・フィクション」を手がけたアンジェイ・セクラが名を連ねている。
ラッセル監督は「僕の過去の作品と比較すると、『イレイザー』はガン・アクション、『スコーピオン・キング』はファンタジー・アクションだったけど、今作『リベンジ・リスト』は格闘を前面に押し出したコンバット・アクションだ。今までで1番危険で、緻密な殺陣が必要だった。僕はアクションの要は芝居と殺陣で、そのどちらが欠けてもいけないと思っている。その点で今回の俳優陣とアクションチームは最高のパフォーマンスを見せてくれたよ」と仕上がりに自信を見せている。
ポスターでは、全身ブラックでそろえたヒルがショットガンを手にたたずむ姿が切り取られており、銃を構える悪人たち、ヘリコプター、爆発する車両など、アクション映画に欠かせない要素が詰め込まれている。
「リベンジ・リスト」は、「マン・オブ・スティール」「シン・シティ 復讐の女神」のクリストファー・メローニ、「きっと、星のせいじゃない。」のサム・トラメルらが脇を固める。6月17日から東京・シネマート新宿ほかで全国順次公開。
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