マスク

劇場公開日:

解説

人間の潜在的欲望を引き出す古代の仮面をつけた青年が、謎の怪人マスクとなって大活躍する姿を描いた、ファンタスティックなアクション・コメディ。ダークホース・コミックス社のマイケル・ファーロンとマーク・ヴァーヘイデンによる同名のカルトコミックを、発想とキャラクターを借りてマイク・ワーブが脚色。監督には「ブロブ 宇宙からの不明物体」で50年代SF映画の味わいを再現したチャールズ・ラッセルがあたった。製作は「ショッカー」のボブ・エンゲルマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはマイク・リチャードソン、チャールズ・ラッセル、マイケル・デ・ルカ、撮影はジョン・R・レオネッティ、音楽は「ベートーベン」のランディ・エデルマン。特殊メイクは「ミセス・ダウト」のグレッグ・キャノン、SFXは「ジュラシック・パーク」などのILMがそれぞれ担当。主演は初主演作「エース・ベンチュラ」でスターダムにのし上がったジム・キャリーで、得意の顔面七変化をはじめ、その爆笑パフォーマンスの数々が見もの。共演は、セクシーなヒロイン役にモデル出身で、本作が映画初出演のキャメロン・ディアス、「ローカルヒーロー 夢に生きた男」のピーター・リーガート、「ロビン・フッド キング・オブ・タイツ」のエイミー・ヤスベックほか。

1994年製作/100分/アメリカ
原題:The Mask
配給:ヒューマックス・ピクチャーズ=ギャガ・コミュニケーションズ

ストーリー

さえない銀行マンのスタンリー(ジム・キャリー)は、気は優しいが小心者で女の子にモテない。楽しみといえば、「バックス・バニー」など往年のカートゥーンをビデオで観ること。ある日、彼は銀行で、ナイトクラブ“ボンゴ・ボンゴ”のセクシーな歌姫ティナ(キャメロン・ディアス)と出会い、ひと目で恋に落ちる。彼女は銀行強盗を企むヤクザな恋人ドリアン(ピーター・グリーン)に強いられて、銀行の内部をカメラに収めに来ていた。その日、勤務を終えたスタンリーは川で古ぼけた仮面を見つけて拾う。スタンリーが家に帰り何気なく仮面を付けると、それはゴムのように顔に吸いつき、竜巻が起こった。超スピードで回転した彼は、緑色の頭に黄色のハデなスーツを着た怪人〈スタンリー・ザ・マスク〉に変身していた。変わったのは外見だけではなく、ゴキゲンな叫びを上げた彼は、すごい勢いで街に飛び出す。思ったことは何でもなし遂げられる不思議な能力を身につけた彼に怖いものはなく、口うるさい大家のミス・ピーンマンや街の不良どもをギャフンと言わせ、詐欺まがいの手口でだました修理工場をメチャクチャにした。翌朝、スタンリーは夢だと思った昨夜の出来事が本当だと知り、怖くなる。その夜、ティナの夢を見た彼は彼女への思いが断ち切れず、一度は捨てた仮面を再び手にしてマスクに変身。ドリアン一味が強盗を決行しようとしていた銀行に向かい、連中を尻目に大金を奪うと、ココ・ボンゴでティナを相手にアステアばりの華麗なダンスを披露、彼女の心を虜にする。翌日、銀行のモニターに映ったマスクのスーツの柄がスタンリーのパジャマと同じものであることが発覚し、彼は強盗の容疑者に。一方、銀行で彼と出会ったティナは、彼の優しさに心を動かされる。そんな彼女に彼は、もう一度マスクに合わせてあげると約束する。彼は意を決して素顔で訪れたものの、「僕がマスクだ」とは言えずに立ち去る。代わりにマスクに変身し、情熱的に彼女に恋を囁く彼に、警察が迫る。仮面の魔力でミュージカル状態になりながら逃げるマスクの前に、今度はドリアン一味が立ちはだかる。仮面はドリアンの手に渡り、絶体絶命の危機。スタンリーは何とかマスクを奪い返して怪人マスクに変身するとティナを救って大暴れ、一味を退治した。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第67回 アカデミー賞(1995年)

ノミネート

視覚効果賞  

第52回 ゴールデングローブ賞(1995年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジム・キャリー
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

5.0ジム・キャリー:山寺宏一

HILOさん
2022年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波

冴えない銀行員のスタンリー(ジム・キャリー:山寺宏一)がある日拾った不思議なマスク。そのマスクを被ったスタンリーはスーパーヒーローに変身したのだった・・・。ジム・キャリーとキャメロン・ディアスの出世作。ジム・キャリーは身長188cmでフランスとスコットランドの欧州系イケメンだから形態模写を芸風とするコメディが勿体ない。普通にアクションとかラブ・ストーリーの方が映える。確か当時はこんな感想が多かったような。

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HILO

4.5Syamu_gameとジム・キャリー

因果さん
2022年9月24日
iPhoneアプリから投稿

Syamu_gameというYoutuberがいる。この人はそのあまりのつまらなさ、言動のちぐはぐさから主にインターネットの露悪界隈を中心にカルト的な人気を集めているのだが、彼が愛好してやまない映画の一つが本作だ。

実際、彼の所作に注目してみると、走り方だったり笑い方だったりにジム・キャリー的な誇張性が表れている。笑い方などは特にそうで、斜め上を向きながら「アッアッアッア」と断続的な発声を行うさまはもはやジム・キャリー本人であるとさえいえる。

ここからはSyamu_gameの動画を渉猟したうえでの私見なのだが、おそらく彼は軽度の知的障害を抱えている。彼は発語や行動原理に一貫性がなく、他者世界というものを基本的に理解できていない。視聴者に何か指摘された際に的外れな反論でさらなる批判を招くことも多々ある。

さて、我々は彼のもたらすこうした無意識のコメディを単に面白おかしく消費しているわけだが、それは彼の人生を取り巻く窮状がまったくの他人事だからに他ならない。

しかし当事者であったならどうか。少なくとも私は窓のない牢獄に閉じ込められたような絶望的な気分になると思う。もっと自由に動きたいのに、喋りたいのに常に何かが自分自身を阻害している感覚。これほどもどかしいことはない。

本作『マスク』はこのような状況のまさに対極にある。冴えないサラリーマンのジム・キャリーは、マスクを被れば無茶苦茶で自由闊達なカートゥーンキャラに変身できる。彼の身体はゴムのようにグニャグニャ曲がって銃弾を避け、その口から発せられる冗談は絶世の美女さえ瞬く間に虜にする。やろうと思えばなんだってできるし、なんだって叶う。要するに精神世界と物理世界が地続きに繋がっている。

Syamu_gameが『マスク』を愛好する理由はおそらくここにあると思う。思考が現象に変換される過程で何らかの邪魔が入ってしまう彼にとって、精神世界がシームレスに物理世界へと繋がっている『マスク』の世界観は大いなる憧憬の対象だ。

これは完全に私がSyamu_gameに慣れ親しんだうえで本作を見たせいなのだが、ジム・キャリーがマスクの力で徐々に人生が好転していくさまを興奮気味に見届けながらも、ままならぬ人生を送り続けるSyamu_gameのことが頭の片隅に思い浮かんでしまってなんとも言えない気持ちになった。

ただまあSyamu_game本人はそのようなペシミズムには陥っていないようなので安心だ。彼にとっての「マスク」がなんとなくそれとなく見つかりますように、と密かに願う次第だ。

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因果

3.0ゴムゴムの体

2022年9月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

ジム・キャリーの顔がすでにコメディー。困ったように下がった眉に、焦燥を感じる目、笑う顔はひきつり動きはドタバタ。しかし、どこのものともわからない、拾ったマスクを着けると、あら大変身。

内容はたいしたことないんだけど、音楽とダンスで見せる。キャメロン・ディアスもセクシーだし。あと、わんこが名優だった!

日テレ金曜ロードショーを視聴。

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ぷにゃぷにゃ

3.0昔見た‼️❓悪夢‼️❓

2022年9月19日
PCから投稿

今回、テレビの録画。
最初に観たのは、新婚旅行のカンタス航空機内の放映、字幕なしで、英語がわからんので、ホラーと誤解して、悪酔い。
ジムキャリーは、普通にしてると、超イケメン、まるでジョニーデツプみたいに、イケメンを恥じるみたいに、わざとらしい演技が映える。
吹き替えでなお悪酔いに似た感覚、相性が悪いのだろうか。
よく出来たコメディではある🥸

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アサシン5
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