【全米映画ランキング】「スプリット」V2 「バイオハザード」完結編は4位デビュー
2017年1月31日 19:30

[映画.com ニュース] 先週末の全米ボックスオフィスは、3本の新作がランクインしたが、前週好スタートを切ったM・ナイト・シャマラン監督のサイコスリラー「スプリット」が約2560万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。
「スプリット」の累計興収は約7740万ドルとなり、1億ドル超えは確実。シャマランの代表作「シックス・センス」(99年/最終興収約2億9350万ドル)や「サイン」(02年/約2億2800万ドル)を超えるのは難しいが、1億5000万ドル前後までは数字を伸ばしそうだ。
約1820万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは、W・ブルース・キャメロン原作のベストセラー「野良犬トビーの愛すべき転生 」(新潮文庫刊)を「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「HACHI 約束の犬」のラッセ・ハルストレム監督が映画化した「A Dog's Purpose」。転生を繰り返す犬の視点からさまざまな人間模様を描いた群像ドラマ。批評家からはそれほど高い評価は得られなかったが、まずまずのオープニングとなった。出演はデニス・クエイド、ブリット・ロバートソン、ジョン・オルティズ。
3位はオスカーノミネートを受けた実録ドラマ「Hidden Figures」。累計は約1億0400万ドルに。そして4位デビューとなったのは、日本では昨年末に公開されたミラ・ジョボビッチ主演の大ヒットシリーズ最終章「バイオハザード ザ・ファイナル」。オープニング興収は約1360万ドルとシリーズ最低のスタートとなったが、レビューの評価はまずまずで、グロスでの逆転に期待がかかる。5位は、本年度アカデミー賞最多14ノミネートを受け、劇場数を3000以上にしたミュージカル「ラ・ラ・ランド」。累計はついに1億ドルを突破した。
その他、インドネシアで金鉱探しに奔走するビジネスマンを描いたマシュー・マコノヒー主演の「Gold」は初登場10位に。共演にエドガー・ラミレス、ブライス・ダラス・ハワード、コーリー・ストール、ブルース・グリーンウッドら実力派を集めたがOP興収約340万ドルと振るわなかった。メガホンをとったのは、「トラフィック」でオスカー脚本賞を受賞したスティーブン・ギャガン。
今週末は、エイサ・バターフィールド、ブリット・ロバートソン、ゲイリー・オールドマン共演のSFロマンス「The Space Between Us」に、人気ホラー「ザ・リング」シリーズの新作「Rings」が公開となる。

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