綾野剛×熊切和嘉監督「武曲」、クラウドファンディング初日で300万円突破!
2017年1月25日 06:00

[映画.com ニュース] 綾野剛と熊切和嘉監督が「夏の終り」(2013)以来、約3年ぶりにタッグを組んで挑んだ「武曲 MUKOKU」が、クラウドファンディングのプラットフォームMotionGalleryで支援金を募集したところ、初日で300万円(目標金額は200万円)を突破し、その後も支援が集まり続けている。
作品は、芥川賞作家・藤沢周氏が2012年に刊行した「武曲」が原作。剣道5段の腕前を持つが自堕落な日々を送っている矢田部研吾が、恐るべき才能を秘めた高校生・羽田融と出会い、再び剣の道を歩んでいくさまを描いている。
綾野は主人公の研吾を鬼気迫る表情で演じ、宿命の対決をする融には注目の若手俳優・村上虹郎が受けて立った。さらに前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明らが脇を固めている。脚本は、綾野主演の「そこのみにて光輝く」で第88回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞を受賞した高田亮。撮影は熊切作品を数多く手がけ、「海炭市叙景」で第65回毎日映画コンクール撮影賞を受賞した近藤龍人。さらに音楽は池永正二、照明は藤井勇と、実力を兼ね備えたキャスト・スタッフが結集した。
熊切監督は、「『己と向き合い、己を斬る』、そんな剣の世界の精神性が、時代錯誤的のようでいて、実は今こそ必要とされる非常に現代的なテーマなのではないかと感じ、この映画を撮りました」とコメントしている。剣道を通じて出会い、運命的な闘いを繰り広げる2人の剣士の物語を海外の人々にも見てもらいたいとの思いから、海外映画祭での上映、海外配給、監督、キャストの渡航費などにかかる費用をクラウドファンディング(http://eiga.com/official/motion-gallery/)で募集している。
支援者には、応援団特別試写会や宣伝決起集会、劇場公開初日舞台挨拶への招待などの特典が用意されているが、早くもソールドアウト状態となっており、綾野人気、熊切作品への期待度の高さがうかがえる。6月に全国で公開。
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