夏の終り
劇場公開日 2013年8月31日
解説
作家の瀬戸内寂聴が出家前の瀬戸内晴美時代に発表した小説で、自身の経験をもとに年上の男と年下の男との三角関係に苦悩する女性の姿を描いた「夏の終り」を、鬼才・熊切和嘉監督が映画化。妻子ある年上の作家・慎吾と長年一緒に暮らしている知子。慎吾は妻と知子との間を行き来していたが、知子自身はその生活に満足していた。しかし、そんなある日、かつて知子が夫や子どもを捨てて駆け落ちした青年・涼太が姿を現したことから、知子の生活は微妙に狂い始める。知子は慎吾との生活を続けながらも、再び涼太と関係をもってしまい……。主人公・知子役に満島ひかり。慎吾役はベテランの小林薫、涼太役に注目の若手・綾野剛が扮する。
2013年製作/114分/G/日本
配給:クロックワークス
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2020年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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セミの声はまだ聞こえるけれど、
ジリジリと照りつけるような暑い日は減り、
少し風も涼しく感じるようになってきた9月。
タイトルに惹かれて鑑賞。
瀬戸内寂聴さんの書かれた原作をもとに制作された
本作ですが、まぁ内容は特別変わったものでもなく。
文芸作品だなぁーと言った感じ。
絵柄はとても美しく、日本の夏をとても綺麗に
美しく背景として描かれている。
主人公知子を満島ひかりが演じていて、着物姿が
とてもお似合い。
キャラクターとしては、よくありそうな感じ。
男がいないと生きていけない子であるのは間違いな
いけど、ラストでどうなったかなーと。
不倫や浮気を受け入れたり応援する気は無いけれど、
人を好きになるタイミングばっかりは決められない
と思っているので、知子を全く理解できないとは
言い難い。
ただ、あっちもこっちもは良くないなと。
こっちの気を引きたいから、自分に好意を寄せる
元彼氏(昔、自分の家族を捨ててまで駆け落ちした
相手)を利用する気持ちも分からなくはない。
そもそも自分を好きということは、自分の方が優位
にあると感じるもんだと私は思う。
彼(綾野剛)がその状態に苛々するのも分かるし、
姿を消したのを観てよしよしよくやったとも思った。
この映画の中で一番おいこら!と言いたかったのは
もちろーん、小杉(小林薫)。
両方手に入れたいというか、手放せない。
美味しいとこ取りね。まぁ、全くわからないとは
言わないけれど、、、第三者からみれば、正直
この関係は面白すぎる。
夏の終りに大人の映画。
これ10代で観てたらもっと嫌悪感剥き出しで
すごい拒否反応示したに違いないな私は。
大人になって、世の中にはどうしようもできない
というより、自分勝手な人がたくさんいることを
知ってから鑑賞できてよかった。
世の中の不倫や浮気してる方々。
どうか、自分の本妻、夫、本命の彼女彼氏にその事
を知られたり、悟られたりせぬようお過ごしを。
アマゾンプライムで見たけど、画面が縦に伸ばされてる気がする
これ時代設定、昭和?口調がほぼ現代
ストーリーはつまらないけど、たまに差し込まれる映像が綺麗
2020年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
年上の作家と不倫関係にある女性が、年下の男性の出現で揺れ動く。昭和とか大正の作家によくあるようなお話かな?こういう満島ひかりもいい。
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