エル・ファニングが永遠の美に毒されていく…「ドライヴ」監督の新作は来年1月公開
2016年10月26日 18:00

[映画.com ニュース] デンマークの鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督(「ドライヴ」)の新作「ネオン・デーモン」が2017年1月から全国で順次公開されることが決定し、主演のエル・ファニングが妖艶な雰囲気をたたえた日本版ポスタービジュアルと予告編が公開。あわせて、レフン監督が11月、前作「オンリー・ゴッド」以来3年ぶりに来日することも発表された。
モデル業界のきらめきと闇を、圧倒的な映像美とスタイリッシュな音楽で描き出すサスペンス。「マレフィセント」でオーロラ姫を可憐に演じたファニングが、今作ではトップモデルを夢見てファッション業界に足を踏み入れる16歳の美少女ジェシー役に挑み、永遠の美のためなら悪魔に魂を売り渡す業界の邪悪な毒に染まっていく純粋さを体現する。16年・第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、賛否両論を巻き起こした。
予告編では、田舎町から大都会に出てきた純粋なジェシー(ファニング)が、瞬く間に一流デザイナーやカメラマンに認められ、先輩モデルたちが嫉妬に駆られていく様子が鮮烈に映し出される。美にとりつかれた女たちとの狂気が激しくぶつかり合うなか、夢が野心へと変わり、少女の本性が目覚める。キアヌ・リーブス演じるモーテルの従業員ハンクが、ジェシーにナイフを突きつける衝撃の場面も収められているほか、アルマーニ、サンローランなど名だたるハイブランドのドレスの数々も見どころとなっている。
「ネオン・デーモン」は現在開催中の東京国際映画祭で特別招待作品として上映。17年1月から、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で順次公開される。
(C)2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
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