エル・ファニングVSブライアン・クランストン、悲痛な“親子ゲンカ”の行き先は?「トランボ」本編映像公開

2016年7月21日 18:00

トランボの独特の執筆スタイルも明かされる
トランボの独特の執筆スタイルも明かされる

[映画.com ニュース] ハリウッドから弾圧を受けながらも本名を隠して「ローマの休日」(1953)の脚本や「黒い牡牛」(56)の原作を手がけ、オスカーを2度受賞した脚本家、故ダルトン・トランボさんを描く「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」の本編映像が、公開された。主人公トランボ(ブライアン・クランストン)と長女ニコラ(エル・ファニング)の親子関係に亀裂が入るシーンを切り取っている。

舞台は、第2次世界大戦後、赤狩り(政府が共産党員および支持者を追放すること)が猛威をふるうアメリカ。労働問題に取り組む売れっ子脚本家トランボは議会での証言を拒んだことから投獄され、ハリウッドのキャリアを絶たれてしまう。トランボは逆境にめげず、偽名を使って次々と優れた脚本を世に送り出し、再起への道を踏み出していく。

本作は、脚本家としてのトランボの功績を描くだけでなく、家庭人としての姿も丹念に描いている点がポイント。トランボとニコラの関係の変遷は、ハリウッドに戻ろうと躍起になっていたトランボが、父親としての責任感を取り戻す上で重要な役割を担っている。公開された映像ではニコラの16歳の誕生日のくだりが描かれており、家族が全員ケーキを囲んでいるのにも関わらず、トランボは浴槽の中で執筆に夢中。父親と一緒にいたいとニコラが悲痛な思いを吐露しても「邪魔するなと言ってるだろ! ケーキごときで私を呼ぶな」としかりつける。家族思いの父親だったトランボの変化が示されると共に、両者がどう関係を修復していくのか、気にかかる内容となっている。

本作で第88回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたクランストンが、神経質な表情の奥に焦燥感を漂わせ、苦境から抜け出そうと周りが見えなくなっているトランボを熱演しているほか、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥデビッド・フィンチャーソフィア・コッポラJ・J・エイブラムスといった名だたる監督の作品に出演してきたファニングが、悲しみを全身にたたえてニコラになりきっている。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」は、ヘレン・ミレンダイアン・レインジョン・グッドマンら演技派キャストが脇を固める。7月22日から全国公開。

(映画.com速報)

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