「湯を沸かすほどの熱い愛」モントリオールへ!監督は“衝撃のラスト”の反応に期待感
2016年8月15日 17:00

[映画.com ニュース] 宮沢りえ、オダギリジョー、杉咲花が家族を演じる「湯を沸かすほどの熱い愛」が、カナダで開催される第40回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールドシネマ部門に出品されることが決定した。
家長の一浩(オダギリ)が1年前に失踪して以来、休業状態の銭湯「幸の湯」。突然の事態にもめげず、持ち前の明るさと肝っ玉の強さで家計を支え、一人娘の安澄(杉咲)を育てる双葉(宮沢)は、ある日突然末期がんで余命宣告をされてしまう。双葉は、残り2カ月の人生で、夫の一浩を連れ戻す、学校でいじめを受けている安澄を独り立ちさせる、といった「絶対にやっておくべきこと」リストを実行していく。
モントリオール世界映画祭は、トロント国際映画祭と並ぶ北米最大規模の映画祭。近年の日本映画では、2014年に「そこのみにて光輝く」の呉美保監督が最優秀監督賞、「ふしぎな岬の物語」が審査員特別賞とエキュメニカル賞、10年に「悪人」の深津絵里が最優秀女優賞、08年に「おくりびと」、06年に「長い散歩」がグランプリを獲得するなど、日本映画界にとっては縁が深い。40回目を迎える今年は、8月25日から9月5日(現地時間)に開催される。
前作「チチを撮りに」が第63回ベルリン国際映画祭に招待された中野量太監督は、商業映画デビュー作である本作の出品決定に「やはり1番気になるのは、“あの衝撃のラスト”を世界はどう感じて見てくれるのか? 家族が導き出した究極の愛の形は、きっと、モントリオール世界映画祭を訪れた人々の心を、熱く沸かしてくれると信じています」と期待感をにじませる。「『世界中の人に見てもらいたい』、そんな思いを込めて作った映画です。日本独特の銭湯を舞台にした映画なので『なぜ壁に富士山が描いてあるんだ?』『番台から裸が見えるのは恥ずかしくないのか?』なんて声が出るんじゃないかと、想像してワクワクしています」と語っている。
「湯を沸かすほどの熱い愛」は、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼らが脇を固める。10月29日から全国公開。
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