【全米映画ランキング】「ジェイソン・ボーン」がシリーズ歴代2位のOP興収で首位デビュー
2016年8月2日 17:30

[映画.com ニュース]3本の新作がランクインした7月最終週の全米ボックスオフィス。約5920万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たしたのは、マット・デイモン主演の人気アクションシリーズの最新作「ジェイソン・ボーン」だった。
同シリーズはロバート・ラドラム原作の「暗殺者(原題はThe Bourne Identity)」を下敷きに、記憶を無くしたCIA史上最強の暗殺者ジェイソン・ボーンの「自分探しの旅」を描いた作品。第3作「ボーン・アルティメイタム」でボーンは、自分の過去と本名がデビッド・ウェブであることを知り旅は一段落を迎えたが、今作では隠されていた過去の秘密をめぐり、再び戦いに身を投じることになったボーンの新たな旅が描かれる。6000万ドル弱のOP興収は「ボーン・アルティメイタム」(07/約6900万ドル)に次ぐシリーズ歴代2位。レビューも第3作「アルティメイタム」ほど絶賛評は集まらなかったが、一部を除いて概ね高い評価となっており、まずまずのスタートとなった。
共演はオスカー俳優のトミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ビカンダーにジュリア・スタイルズ、バンサン・カッセル。メガホンをとったのはシリーズ第2作「ボーン・スプレマシー」、第3作「ボーン・アルティメイタム」、「グリーン・ゾーン」に続き、デイモンとは4度目のタッグとなったポール・グリーングラス。ちなみにジェイソン・ボーンとは別のCIA暗殺者の活躍を描いたシリーズ第4作「ボーン・レガシー」の主人公アーロン・クロス(演じたのはジェレミー・レナー)は本作に登場せず、クロスを主人公にした「レガシー」の続編が17年にジャスティン・リン監督&レナー主演で映画化される予定。
2位は前週首位の「スター・トレック BEYOND」。10日間の累計は1億ドル超でグロスは1億5000万ドル近辺となりそう。約2300万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは、PTA内でのママたちの争いをコミカルに描いたR指定コメディ「Bad Moms」。ミラ・クニス、クリステン・ベル、キャスリン・ハーンら扮する若いママたちが、PTAを仕切るクリスティーナ・アップルゲイト、ジェイダ・ピンケット・スミスら高飛車なママたちと対決する。監督は「ハングオーバー」シリーズの脚本や「21オーバー 最初の二日酔い」などで知られるジョン・ルーカス&スコット・ムーア。
その他8位にはエマ・ロバーツ&デイブ・フランコ主演のティーン向け犯罪ミステリー「Nerve」が入った。
今週末は、DCコミックスの悪役が大挙して登場するアメコミ版「特攻大作戦」と呼ばれている「スーサイド・スクワッド」のほか、ケビン・スペイシー、クリストファー・ウォーケン、ジェニファー・ガーナー出演のコメディ「Nine Lives」(バリー・ソネンフェルド監督)が公開に。
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