「アイアンマン」ジョン・ファブロー監督、製作総指揮を務めた「シャナラ・クロニクルズ」を徹底解説!
2016年7月22日 19:30

[映画.com ニュース] 累計で2600万部以上を売り上げた、アメリカのファンタジー作家テリー・ブルックスの人気小説「シャナラの剣」シリーズをテレビドラマ化した「シャナラ・クロニクルズ」で製作総指揮を務めたジョン・ファブロー監督のインタビュー映像が、公開された。
舞台は、核戦争で文明が崩壊した数千年後の地球。エルフ族、ノーム族、ドワーフ族、トロール族、人間族という多様な種族が暮らす“4つの国(ランド)”を魔物から救うため、3人の選ばれし若者たちが立ち上がり、壮大な冒険に旅立つさまを迫力のスケールで描く。2016年1月の全米初回放送時には、番組に関するツイートを示すハッシュタグが秒間5ツイートを記録。Twitterのワールド・トレンド入りを果たすなど人気の高さを見せ、すでにシーズン2の製作も決定している。
「アイアンマン」シリーズや「ジャングル・ブック」(8月11日公開)のメガホンをとり、「アベンジャーズ」シリーズでは製作総指揮を務めるほか、「デアデビル」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などでは俳優もこなすなど、マルチな才能を発揮するファブロー監督。本作の第1、2話の監督には「ミュータント・タートルズ」のジョナサン・リーベスマンを起用するなど、ヒットメイカーとタッグを組んだ。
ファブロー監督は、本作の世界観について「今から数千年先の未来が舞台だ。劇中に見られる古代文明の痕跡は、はるか昔に失われた文明の名残なんだ。未来は今より牧歌的でテクノロジーは廃れ、魔法がその座を担っている。戦争や破滅の歴史をたどらないようにするためだ」と解説する。「ドラマはエルクリスという大きな木を中心に展開する。魔物はエルクリスの魔力で“結界”に閉じ込められてきた。だが、エルクリスの死が近づき魔力が弱まると、結界に閉じ込めたはずの魔物が放たれ始めるんだ」。
さらに、「スター・ウォーズ」シリーズを例に挙げ、本作のストーリーが万人に受け入れられるテーマを扱っていると評する。「昔からあるような神話や人々の無意識に宿る観念は、世代や国籍を問わず受け入れやすいと思う。『スター・ウォーズ』を子どものころに見たときは衝撃的で『なんて斬新なんだ!』と驚いたものだ。だが実は両親や祖父母も同様の冒険物語を読んで育っていた。つまり、古くからある典型的な神話は時代を超えて誰にでもアプローチしやすい。人の心に届きやすい普遍的な素材なんだ」。お気に入りのキャラクターには、「ホビット」シリーズのアゾグ役マヌー・ベネットが演じる伝説の賢者アラノンを挙げ「ジェダイや魔法使いのようなもの」と語っている。
「シャナラ・クロニクルズ」ファースト・シーズンのブルーレイとDVDは、発売中&レンタル中。
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