庵野版「ゴジラ」に最敬礼!長谷川「圧倒された」竹野内「一生の思い出」石原「怖くて震えた」
2016年7月19日 15:28

[映画.com ニュース]庵野秀明が脚本・総監督を務める映画「シン・ゴジラ」の完成報告会見が7月19日、都内のホテルで行われ、庵野総監督と主演の長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、山内章弘エグゼクティブプロデューサーが出席した。
庵野監督は開口一番、「最初に謝っておきたいことがあります。ヱヴァンゲリヲンファンには、本当に本当にお待たせしております。あれから4年になりますか……。本当にすみません。その分、こっちを頑張っておりまして、皆さまに少しでもご満足いただけるものになったと思う」と、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の製作の遅れについて、ファンへ異例の謝罪。さらに、「もう2度と作品をつくれないかも……という時に東宝さんからお話をいただいた。僕自身が救われた気がしました。そのおかげで今ここにいられるし、これからもヱヴァを作っていける気がします」と話し、頭を下げた。
ゴジラ FINAL WARS」(2004)以来12年ぶりに東宝が製作したオリジナルの「ゴジラ」映画。庵野総監督のもと、樋口真嗣が監督、尾上克郎が准監督を務めるなど磐石の態勢を整えて製作された今作。この日登壇した3人のキャストはもちろん、柄本明、高良健吾、大杉漣、斎藤工、前田敦子、塚本晋也、犬童一心、古田新太、市川実日子ら総勢328人におよぶキャストが名を連ねている。
完成した作品を見た長谷川は、「圧倒された。誰にもマネできない新しいゴジラ、新しい日本映画でもあるなと感じた」と庵野総監督に最敬礼。竹野内も「こんなに素晴らしい監督の作った新しいゴジラに参加できて、一生の思い出になる」と真摯な眼差(まなざ)しを注いだが、「記者の皆さん、『竹野内が絶賛していた』とは書かず、『まあ良かったよ』くらいがいいのかな」とウィットに富んだコメントで場内を盛り上げた。
カヨコ・アン・パタースン役の石原は初めての感情が芽生えたそうで、「(本編を見て)怖くて震えました。敗戦国など、どこか被害者意識を持っていましたが、今回はアメリカ側の人間を演じた。オバマ大統領が広島で献花されましたが、その思いが重なる部分があって、自分でも驚いた」と振り返った。
なお、同作は7月19日現在で世界100の国と地域での公開が決定していることが発表された。台湾は8月12日、フィリピンは同24日、香港・マカオは同25日、タイは9月8日に封切られるという。過去シリーズでは「ゴジラ FINAL WARS」の67の国と地域が最多だったことから、記録を更新したことになる。
「シン・ゴジラ」は、7月29日から全国で公開。
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