カリコレ、クロージング作品は蒼井優主演「アズミ・ハルコは行方不明」!SXSWコラボも決定
2016年6月16日 12:00

[映画.com ニュース] 蒼井優が主演した新作「アズミ・ハルコは行方不明」が、東京・新宿シネマカリテの映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」のクロージング作品に決定した。今年は、同作などの新作をはじめ未公開作、旧作が16カ国から集まり、過去最多となる71作品がそろった。
「アズミ・ハルコは行方不明」は、「百万円と苦虫女」以来約7年ぶりとなる蒼井の単独主演作で、「アフロ田中」「私たちのハァハァ」の松居大悟監督が、山内マリコ氏の書き下ろし小説を映画化。独身OLの失踪を発端に複数の事件が交錯する郊外の街を舞台に、現代女性の生きざまをあぶり出していく。
新作では、台湾発「私の少女時代 Our Times」、バレエダンサーの少女とバイオリニストの少年を描いた「ハートビート」の青春映画2作品が先行プレミアとなる。ほかに、ジョン・カーペンター監督のカルト作「ゼイリブ」、故デビッド・ボウイさん追悼作「ビギナーズ」、実相寺昭雄監督の没後10年企画「帝都物語」などがラインナップされている。
米大型イベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」との公式コラボレーション企画も決定。「SXSW TOKYO SCREENING WEEK」と銘打ち、大手レコードチェーン「タワーレコード」のドキュメンタリー「ALL THINGS MUST PASS オール・シングス・マスト・パス」などSXSWで紹介された話題作が日本に上陸する。さらに、SXSWディレクターらが来日し、特別セミナーを開講する予定だ。
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