アズミ・ハルコは行方不明

劇場公開日

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アズミ・ハルコは行方不明
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解説

2013年に発表された山内マリコの長編小説「アズミ・ハルコは行方不明」を蒼井優主演により映画化。日本中どこにでもありそうな、郊外のある街。この街から独身OLの安曇春子(アズミハルコ)が突然姿を消した。街じゅうに貼られたハルコの行方不明ポスターとともに、彼女のポスターをモチーフにしたグラフィティアートが拡散されていく。ネットでは、男だけを無差別に襲う女子高生ギャング団とハルコポスターのグラフィティアートとの関係性が噂されはじめて……。失踪前と失踪後、ふたつの時間軸を交錯させながら、現代女子の生きざまを描き出す。安曇春子役の蒼井は、「百万円と苦虫女」(08)以来の映画単独主演。監督は「アフロ田中」でデビュー以降、「ワンダフルワールドエンド」「私たちのハァハァ」などを手がけている松居大悟。

2016年製作/100分/PG12/日本
配給:ファントム・フィルム

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(C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会

映画レビュー

3.5街を覆い尽くす異様なテンションに戦慄

2016年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

冒頭から鮮烈な映像、そして特殊な時間軸を駆使したストーリーが炸裂。主人公ハルコ(蒼井)の暮らしぶりは、まるで嵐の前の静けさ、というか、20代後半の今をすっかり抜け殻みたいにして生きている。そんな彼女がこの街で何を見て、何を感じて、何を失ったのかを本作は透明感のある映像で描きつつ、もう一人の主人公アイナ(高畑)の時間軸では、ハルコが謎の失踪を遂げた“後の世界”が綴られていく。かくも二人のヒロインは全く異なる時間軸を生きているが、しかしそのエピソードが交互に描かれる構成上、すぐ隣同士に息づいているようにも思える。こういった遠いようで近しい特殊な関係性を浮かび上がらせるところが極めて独創的。さらに少女ギャング団やグラフィティアートなどの変数を掛け合わせ、街を覆い尽くした暗黒模様をいつしかある種の爽やかさにまで転じさせていくダイナミックな演出に、弱冠30歳、松居監督の並々ならぬ力量を感じた。

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ぐうたら

4.5“地方”という名の地獄めぐり

2016年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

夢も希望も見えない疲弊した社会のリアルを一地方の片隅から切り取っていて、地方出身者には「あるある」の連続。いまの日本は地獄だなと改めて思う。

箸にも棒にも掛からない平凡人たちのあがきの物語だが、視点が高みからではなく、作り手もキャラクターも同じ地べたであがいているように思えるのがいい。

本作の最もファンタジックな要素は男を襲撃して回る女子高生集団の存在で、30代の安曇春子が彼女らに突破口と希望を見出すのもわかるし、自分の年齢を思って踏みとどまるのもわかる(原作とは微妙に異なっている)。

女子高生らの暴走を象徴する劇中アニメが出てくるが、原作ではハッキリと映画『スプリング・ブレイカーズ』が名指しされている。あの映画のクソビッチたちに「どこまでも行け!」と喝采したくなる感覚が、この映画にも宿っていた。「Break on through to the other side」な快作。

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バッハ。

3.0地方都市で暮らす女性の閉塞感が伝わる

AuVisさん
2016年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

原作は女性作家の小説なので、かなり切実なエピソードもある。いたる場所で同窓生と偶然会うエピソードは、地方のコミュニティーの狭さ、行き場のなさをうまく伝えていた。一方で、男だけを襲う女子高生ギャング団なんかはまあ、ファンタジーだと思ったけど。

松居大悟監督の過去作では「スイートプールサイド」が割と好きだったが、今作は女性の生きづらさを男性監督が代弁するような格好になり、観る側としてはいまいち乗り切れない感じではあった。

時系列をかなり操作していて、ハルコ失踪前と失踪後を行ったり来たりするのだけど、それもあまり効果的とは言えない。

高畑充希は、朝ドラの出版社社長役からまだそう日が経っていないせいもあってか、ヤンキーキャラは無理をしている感じを受けた。女子高生ギャング団リーダー役の芹那は好印象。ギャング団のメンバーたちの人生も見たかったな。

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AuVis

3.0こじらせてる若者

2019年10月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映像の華やかさ移り変わりは好きだけど
今、どこのじだいだかが見てて分からなかった。

ひゅーいくん、よき。

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llHappy Worldll
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