メキシコ麻薬捜査24時!「ボーダーライン」FBI対ギャングの国境バトル映像公開
2016年4月6日 14:00

[映画.com ニュース] 第88回アカデミー賞で撮影賞・作曲賞・音響編集賞の3部門にノミネートされ、続編製作が決定したサスペンスアクション「ボーダーライン」の新たな本編映像が、公開された。
メキシコの麻薬カルテルを壊滅させるため、特別チームに招集されたFBIの敏腕捜査官ケイト(エミリー・ブラント)は、特別捜査官グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)とその仲間アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共に任務につくなかで、非合法な手段もいとわない麻薬捜査の現実を直視することになる。
今回公開されたのは、メキシコに着いたケイトが、現地の“洗礼”を受けるシーン。麻薬カルテルの幹部移送作戦の道中、アメリカ国境付近で渋滞に巻き込まれたケイトやアレハンドロたちは、ギャングが乗った車両に遭遇。戸惑うケイトをよそに捜査官たちは銃を構えて車外に降り、ギャングたちににじり寄っていく。本作でオスカーノミネートされた作曲家ヨハン・ヨハンソン(「プリズナーズ」「博士と彼女のセオリー」)の緊張感あふれる音楽が、手に汗握るシーンを創出している。
プロデューサーのモリー・スミス(「はじまりのうた」)によれば、メキシコの既存の道路で撮影するには危険すぎるため、道路を建設せねばならなかったという。「信じられないくらい苦労した。たった90秒ほどのシーンのために、何カ月もの歳月をかけて道路を建設したのよ」。製作陣肝いりのシーンといえるが、警察とギャングの戦いを生々しく切り取ったロジャー・ディーキンス撮影監督(「ノーカントリー」「007 スカイフォール」)は「カット数を抑えたアクション展開を見せたかったので、引きで撮りながら色々と工夫したんだ」と振り返っている。
「ボーダーライン」は、「ブレードランナー」(1982)の続編に抜てきされたドゥニ・ビルヌーブ監督(「プリズナーズ」「複製された男」)がメガホン。4月9日から全国公開。
(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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