綾瀬&長澤&広瀬「海街」シスターズ、日刊スポーツ映画大賞3部門制覇!
2015年12月28日 17:00

[映画.com ニュース] 「第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の授賞式が12月28日、都内のホテルで行われた。是枝裕和監督作「海街diary」の出演女優が3部門を制覇し、綾瀬はるかが主演女優賞、長澤まさみが助演女優賞、広瀬すずが新人賞に輝いた。
香田家4人姉妹の長女で、妹たちを母親のように見守る香田幸役の綾瀬は、「最初は監督の脚本をいただいた時は、難しいなと。自分とはかけ離れた役だと思いました」と振り返る。それでも、「撮影をしていく中で、(幸の)こういうところが私にもあったと気づかされて、新たな発見のある、スタートの作品になりました」とニッコリ。翌日からNHK紅白歌合戦のリハーサルが始まるそうだが、「来年も健康第一で、いろんなことに愛情を持って、楽しんで生きていきたいと思います」と2016年の抱負を語った。
奔放な次女・佳乃役の長澤は、「お姉ちゃんと妹2人がいなければ、演じられなかった役。この映画を作った皆さんのおかげで、この賞を頂けました。これからも精進して、息の長い女優さんになれたらと思います」と決意を新たに。そして、異母妹の4女・すず役を抜群の透明感で演じきった広瀬は、「女優としても女性としても尊敬するお姉ちゃんたちと同じ舞台に立てたことが、本当に幸せです」と大喜びで、「海街」シスターズの関係の近況を聞かれると「撮影が終わってからも、すごくかわいがっていただいています。夏帆さんから紙袋2個分の洋服のおさがりを頂いたりしています」と笑顔をはじけさせていた。
「日本のいちばん長い日」「駆込み女と駆出し男」の原田眞人監督は、監督賞と石原裕次郎賞の2冠を達成。「60歳を過ぎてから感じるのは、映画作りというのは恋愛ということ。若いころのような恋のときめきは無くなりましたが、50歳、60歳では1本1本の映画が恋になっていって、脚本を書いている時から胸がときめきます」と話し、「恋が成就するのが公開だとしたら、授賞式は華燭(かしょく)の典。また新しい恋(次作)が始まっています。またここに戻って来られるように頑張りたい」と熱く意気込んだ。
また高良健吾は、「悼む人」「きみはいい子」の熱演が評価され、主演男優賞を獲得。「役者10年目に出合った作品は、いろいろ思うことがありました。これから自分がやり続けなければいけないことや、苦手だと思うことを意識しながらやらせていただきました」と感無量の面持ちで、「そのふたつの作品を評価して頂いて、すごく自分の励みになります」と瞳に涙をためながら明かした。
全ての受賞者、受賞作品は下記の通り。
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