「白鯨との闘い」出港時から大トラブル発生!スリリングな本編映像公開
2015年12月15日 19:30

[映画.com ニュース]「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズワースとオスカー監督ロン・ハワード(「ビューティフル・マインド」「アポロ13」)がタッグを組んだ「白鯨との闘い」の本編映像が公開された。主人公の1等航海士オーウェン(ヘムズワース)を乗せた捕鯨船が冒険に出発するシーンを切り取っている。
ハーマン・メルビル氏の名著「白鯨」に隠された真実を描いた、ナサニエル・フィルブリック氏によるノンフィクション小説を実写化。舞台は、捕鯨業全盛期の1819年。捕鯨船エセックス号に乗って航海するオーウェンと21名の船員は、太平洋のど真ん中で体長30メートルもの巨大な鯨に襲われる。エセックス号はあえなく沈没し、船員たちは命がけの漂流生活を余儀なくされる。
航海のエキスパートであるオーウェンは「かじを(取れ)」「帆を張れ」と船員たちに的確に指示を出すが、巻き上げた帆をマストに結んでおくロープ・括帆索(かっぱんさく)がからまるというトラブルが発生。帆が開けないことで船体は揺れ、出発できない状態に。パニックになった船員たちをよそにオーウェンはさっそうとマストによじのぼり、ナイフを取り出して括帆索を切断する。ピンチにもまったく動じることなく対処する、オーウェンの勇気と決断力が象徴されたシーンだ。
ヘムズワースは細いマストの上に立つ勇敢な姿を披露しているが、「高いマストから別の柱に向かって飛びかなければならなかったんだ。実際、マストの上というのはものすごく高くて、生きた心地がしない」と危険極まりない撮影を振り返る。しかし、そこは「アベンジャーズ」シリーズのソー役で幾多の修羅場をくぐりぬけてきたヘムズワースだけに、「でも、見える景色は最高だったね。僕自身はハーネスを装着して行うスタントは何度もやってきて慣れているから、すごく楽しくもあった」と豪胆さを見せた。
「白鯨との闘い」は、「007 スペクター」のベン・ウィショーがメルビル役に扮するほか、「リンカーン 秘密の書」(12)のベンジャミン・ウォーカー、「ダークナイト」シリーズのキリアン・マーフィ、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(14)のブレンダン・グリーソン、17年全米公開予定の新「スパイダーマン」の主役に抜てきされたトム・ホランドらが脇を固める。2016年1月16日から全国公開。
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