出川哲朗、「ザ・ウォーク」CMナレーション収録に参加するもドッキリなしでガックリ
2015年12月8日 17:00

[映画.com ニュース] 米ニューヨークにあったワールドトレードセンターのビル間にワイヤーを張り、“空中歩行”に挑んだ男の実話を映画化した「ザ・ウォーク」のCMにタレントの出川哲朗が起用され12月7日、都内のスタジオでナレーションの収録に臨んだ。
1974年当時、高さ411メートルという世界一の高さを誇っていたツインタワーの屋上にワイヤーを張り、命綱なしでその上を渡りきるという偉業を成し遂げたフィリップ・プティ。映画は、フランスで生まれ育ったプティが己の技を磨いて渡米し、無謀すぎる試みに挑んだ25歳までの半生を描く。プティを演じるのは「(500)日のサマー」(09)、「インセプション」(10)のジョセフ・ゴードン=レビット。
本編を鑑賞したばかりという出川は、「どんな映画か全く知らない状態で見たのですが、臨場感が半端じゃなかった。僕もテレビ番組で綱渡りをやったことがあるので、怖さがわかる。アドレ……アドレナリンが上がりました」と興奮しすぎたのか、噛みながらも熱弁。「いろんなことに挑戦する主人公は僕と同じだと思いましたし、刺激をもらえました。今のテンションなら(空中歩行を)できますね」とすっかり主人公気分に浸っていた。
出川は続いて、60秒のテレビCMのナレーションに挑戦。劇中のプティと同じく“バランス棒”を持ち、「お立ち台」と称された黒い箱の上に立つことを促されたが、「何ですかこのあからさまに怪しい箱は!」と及び腰。意を決して箱の上に立ったが、何も起こらず「何もねえのかよ、主催者! 中にザリガニ入っているとかあるでしょ!」とぼやき、「出川哲朗の魅力が殺されている」と落胆の表情を浮かべた。
それでもいざ収録が始まると、「やばいよやばいよ、勘弁してくださいよ! 死にたくないよ!」と“リアクション芸人”の面目躍如たる活躍を見せ、「映像を今見たばっかりの状態だったけど、70%くらいはできたかな。本作が魂の映画だということは伝わったのでは」とほほ笑んだ。
「ザ・ウォーク」は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)の名匠ロバート・ゼメキス監督がメガホンをとり、「アイアンマン3」(13)のベン・キングズレーがプティの師匠であるサーカス団長を演じる。2016年1月23日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー