【国内映画ランキング】「リトルプリンス」首位浮上、「ガールズ&パンツァー」2位、「007 スペクター」先行上映が好調
2015年11月30日 19:45

[映画.com ニュース] 11月28~29日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。11月最後の週末、首位を獲得したのは前週3位スタートのファンタジーアニメ「リトルプリンス 星の王子さまと私」。週末2日間で動員6万1016人、興収7801万0200円と前週比で73%の興収をキープ。上位作品の落ち込みが大きかったため、棚ぼた的に首位をゲットした。ファミリー層を中心に、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説を知る成人層も取り込み、口コミなどによる広がりから落ち込みを低く抑えられたものと思われる。
人気アニメの完全新作「ガールズ&パンツァー 劇場版」は、週末2日間で動員4万1957人、6493万3050円を記録し2位をキープ。11位だった「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」が10位に返り咲き、13位スタートだった「デジモンアドベンチャー tri. 第1章『再会』」も全国10スクリーンでの公開ながら、依然として高い稼働率でトップ10入り目前の11位と、お正月興行を前にアニメ作品が堅調な興行を見せている。
前週首位スタートを切った「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が映画初主演した「レインツリーの国」は、週末2日間で動員4万0953人、興収5207万0600円と、前週興収比42%の大幅減となり3位に後退。他方で「グラスホッパー」と「俺物語!!」は腰の強い興行で順位を上げ、4週目を迎えた「劇場版 MOZU」は累計興収10億円を突破している。
新作は、アカデミー賞女優ヘレン・ミレン主演で実話を映画化した「黄金のアデーレ 名画の帰還」のみ。全国119スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員2万2563人、興収2815万3900円の成績で初登場9位にランクインとなった。
上位が1億円を超えられず全体的に低調な興行となったが、11月27日から29日まで先行公開された「007 スペクター」が3日間で4億円近い興行収入をあげたようで、今週末から始まる本興行が注目される。
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