【国内映画ランキング】「アンフェア」初登場V!興収では「テッド2」が首位
2015年9月7日 21:20
[映画.com ニュース] 全国的にぐずついた天候となった週末、4年ぶりとなる篠原涼子主演の人気ドラマの劇場版3作目でシリーズ完結編「アンフェア the end」が、全国328スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員21万4198人、興収2億9456万4500円を記録し、動員ランキングで初登場1位を獲得した。この出足は同じ9月公開だった前作「アンフェア the answer」のオープニング2日間と比べると興収比で94.1%となっており、最終興収23.4億円をあげた前作にどこまで迫れるかが当面の目標。
2位は、前週1位スタートを切った「テッド2」。週末2日間で動員21万1365人、興収3億0620万9300円を稼ぎ、興収では「アンフェア the end」を上回っている。9日間で累計動員は95万人、興収13億円を突破した。
3位から6位も前週から1ランクずつ下げながら入れ替わりはなく、9月に入っても引き続き激戦を続けている。「ジュラシック・ワールド」は興収78億円に迫っており、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」は興収44億円を、「ミニオンズ」は興収47億円を突破した。
注目は、前週12位スタートを切っていたアニメ「劇場版 弱虫ペダル」が2週目にして7位にランクアップしたこと。全国80スクリーンの公開規模ながら、小中規模公開のヒットアニメに顕著な高い稼働率を見せている。入場者には、毎週種類が異なる限定オリジナルラバーキーホルダー(全18種類)がプレゼントされる。
新作では他に、俳優・田口トモロヲが6年ぶりに手がけた監督3作目、多部未華子と綾野剛が共演したラブストーリー「ピース オブ ケイク」が10位にランクイン。全国158スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員3万6982人、興収5279万9000円を記録した。