西島秀俊が異国の地を駆ける「劇場版MOZU」フィリピンロケのメイキング映像公開
2015年5月22日 05:00
逢坂剛氏のハードボイルド小説「百舌」シリーズを、TBSとWOWOWの共同製作でドラマ化し、TBSでシーズン1、WOWOWでシーズン2というリレー形式での放送も話題を呼んだ「MOZU」の映画化。日本では不可能な過激な爆破シーンやカーアクションシーンを実現するため、ハリウッド映画「ボーン・レガシー」も撮影されたフィリピンの首都マニラで約1カ月間にわたる海外ロケを敢行した。
公開されたメイキング映像では、西島、香川照之、真木よう子というおなじみの主要キャストに加え、劇場版から新たに参加する長谷川博己が現場入りする様子が流れ、続けて本番撮影中の模様が紹介されている。街中や市場の雑踏で走り、発砲する西島の姿のほか、路上で車が爆発して横転、炎上するという迫力の撮影シーンも見ることができる。
ドラマ「MOZU」は、警視庁公安部のエース・倉木(西島)が、謎の殺し屋・百舌を追ううちに巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いた。劇場版では、倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後、気力を失った倉木と、警察への不信感から警察を辞め探偵事務所を開いた大杉(香川)、ともに謎を追っていた明星(真木)が、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に遭遇することから物語が動き出す。
松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが悪役として新たに参戦。今回の映像にも登場した長谷川のほか、小日向文世、池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力といった実力派も加わる。「海猿」シリーズや「映画 暗殺教室」など多数のヒット作を生み出し、ドラマ版も手がけた羽住英一郎監督が引き続きメガホンをとった。11月7日から全国公開。