黒沢清監督「岸辺の旅」がカンヌ国際映画祭「ある視点部門」に正式招待!
2015年4月18日 07:30

[映画.com ニュース] 黒沢清監督の最新作「岸辺の旅」が、第68回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式招待されることが決定した。黒沢監督にとって、2008年・第61回のある視点部門で審査員賞を受賞した「トウキョウソナタ」以来7年ぶりのカンヌ上映となる。すでにフランス国内での公開も決定していることから、受賞への期待が高まる。
黒沢監督と初顔合わせとなる深津絵里と、「アカルイミライ」以来12年ぶりに黒沢作品に出演した浅野忠信が、初の夫婦役で共演するラブストーリー。「悪人」で第34回モントリオール世界映画祭の最優秀女優賞に輝いた深津と、「私の男」で36回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した浅野の強力なタッグで、湯本香樹実氏が2010年に発表した同名小説を基に、愛する人との永遠の別れを描く。
夫・優介(浅野)が失踪してから3年。妻の瑞希(深津)は喪失感を乗り越え、ピアノ講師をしながら暮らしていた。そんなある日、夫が突然帰ってきて、「俺、死んだよ」と告げる。瑞希は優介に誘われるがまま、彼が過ごした最期の時間をめぐる旅に出る。それは、夫を見送り、言えなかった「さようなら」を伝えるための旅路だった。
日本での公開は今秋。フランスでは、仏配給会社バージョンオリジナルにより今秋100~150館規模で公開される。
なお、5月13~24日(現地時間)に開催される同映画祭では、コンペティション部門に是枝裕和監督の「海街diary」、渡辺謙が出演する「THE SEA OF TREES(原題)」(ガス・バン・サント監督)、妻夫木聡が出演する「黒衣の刺客」(ホウ・シャオシェン監督)がラインナップされている。
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