藤竜也はじめ“ジジイ”たちが大暴れ!北野武監督「龍三と七人の子分たち」予告&ポスター公開
2015年1月27日 05:00

[映画.com ニュース] 北野武監督の最新作「龍三と七人の子分たち」の予告編とポスタービジュアルが公開された。
北野監督と初タッグの藤竜也が主演する同作は、引退した元ヤクザの老人たちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題の若者たちと対決するエンタテインメント作品。予告編は、藤扮する元ヤクザの組長・龍三がオレオレ詐欺にひっかかるシーンから始まり、若頭のマサ(近藤正臣)、はばかりのモキチ(中尾彬)、神風のヤス(小野寺昭)、早撃ちのマック(品川徹)、ステッキのイチゾウ(樋浦勉)、五寸釘のヒデ(伊藤幸純)、カミソリのタカ(吉澤健)という主要人物を紹介。北野監督(ビートたけし)が自ら演じる刑事・村上も登場し、暴走する龍三たちとの掛け合いを見ることができる。
ポスタービジュアルにも、「ジジイが最高!!」「俺たちに明日なんかいらない!!」というコピーとともに、龍三と7人の子分たちがズラリ勢ぞろい。震える手で拳銃を構え、足元もおぼつかないが、意地とプライドを感じさせる個性的な8人が、どのように大暴れするのかが期待される。
北野監督の近年の代表作である「アウトレイジ」シリーズとは打ってかわり、藤を筆頭とした平均年齢72歳のベテラン俳優勢による個性豊かな老人たちの活躍を軽快なテンポで描いた同作は、本編完成前に実施したモニター試写会のアンケートで、20代以下の若者層からの満足度が、他の世代よりも高い80%以上を記録。「『アウトレイジ』は怖くて見られなかった」という声が多い女性層からも支持を得ているという。4月25日から全国で公開。
(C)2015「龍三と七人の子分たち」製作委員会
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