R・ダウニー・Jr.×R・デュバルの演技合戦は必見「ジャッジ」予告編が完成
2014年11月20日 08:00
[映画.com ニュース] ロバート・ダウニー・Jr.とロバート・デュバルが初共演を果たした法廷サスペンス「ジャッジ 裁かれる判事」から、父子役で対じしたふたりの演技合戦が堪能できる予告編が公開された。
真偽よりも勝利にこだわる、やり手弁護士ハンク・パーマー(ダウニー・Jr.)。父のジョセフ・パーマー(デュバル)は世間から信頼を集める判事だったが、そんな父が苦手なハンクは、長らく父と絶縁状態にあった。しかし、ある時、ジョセフが殺人事件の容疑者として逮捕され、ハンクが弁護人を務めることに。正義の人である父が殺人を犯すはずがないと信じるハンクだったが、調査が進むにつれて疑わしき証拠が次々と浮上する。
予告編は、被告席に座る父親にハンクが事件当時の記憶を尋ねる場面からスタート。同情を誘い有罪を避けようとするハンクと、判事としてのキャリアに誇りを持つジョセフが弁護の方針を巡り対立する様子が、切々と描き出される。ビリー・ボブ・ソーントン演じる検事の存在が、息子であり弁護人でもあるハンクの揺れ動く思いを際立たせており、事件の真相と、親子が迎える結末に興味をそそられる内容に仕上がった。
大ヒット作「アイアンマン」「アベンジャーズ」シリーズでハリウッドきってのマネーメイキングスターとなったダウニー・Jr.と、「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」といった伝説的作品で名演を披露してきたデュバルの圧巻の演技を、「ウエディング・クラッシャーズ」「ブラザーサンタ」のデビッド・ドブキン監督がスリリングな展開の胸を打つドラマにまとめ上げた。世界で一番早いアカデミー賞前哨戦と言われるトロント国際映画祭で、今年のオープニングを飾っている。2015年1月17日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。