JYJユチョンが本格銀幕デビュー!「殺人の追憶」スタッフによるサスペンス公開決定
2014年11月8日 08:00
[映画.com ニュース] 「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」のポン・ジュノがプロデュース、「殺人の追憶」の脚本を担当したシム・ソンボの監督デビュー作「海霧(ヘム)」が「海にかかる霧」の邦題で、2015年4月にTOHOシネマズ新宿のオープニング作品として公開されることがわかった。日本でも爆発的人気を誇るグループ「JYJ」のパク・ユチョンが主演し、本作で本格的スクリーンデビューを飾る。
2001年に実際に起こった「テチャン号事件」を基にした舞台「海霧(ヘム)」を映画化したサスペンスで、韓国本国では公開から6日間で100万人を超える観客動員を記録し、2015年米アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表に選出された。「チェイサー」「哀しき獣」のキム・ユンソクが共演する。このほど、特報動画が公開され、荒れ狂う海の上で起こる事件を映した緊張感あふれる映像を確認できる。
不況下にあえぐ漁村の男たちが一発逆転の大漁を夢見て沖に出るが、成果はなく、追い詰められた船長は中国からの密航者を乗船させる、という闇ルートの仕事を引き受ける。簡単に見えた計画は、海上警察の捜査や悪天候に阻まれ、思いもよらぬ事態に陥って行く。
「海にかかる霧」は2015年4月、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開。