布袋寅泰、小栗旬主演「ルパン三世」メインテーマを書き下ろし!
2014年6月24日 05:00
[映画.com ニュース] 日本を代表するミュージシャン・布袋寅泰が、小栗旬主演でモンキー・パンチ氏の不朽の名作を実写映画化する「ルパン三世」のメインテーマを書き下ろしていることがわかった。曲名は「TRICK ATTACK –Theme of Lupin The Third-」。「ダークナイト ライジング」や「アメイジング・スパイダーマン2」のサウンドトラックでプロデュース、プログラミングなどを務めたスティーブ・リプソン氏が、ミックスエンジニアとして参加していることも発表された。
布袋はこれまでに、「SF サムライ・フィクション」「新・仁義なき戦い。」「RED SHADOW 赤影」「KT」などのメインテーマを書き下ろしている。今作のオファーは、製作サイドから約3カ月前に入ったそうで、すぐに作曲に取りかかった。「子どもの頃からルパンを見て育った世代として、こうして音楽家として『ルパン三世』に関われるのは大変光栄であると同時に、大きなプレッシャーを背負うものだ。しかし、プレッシャーは生かせば力となる。『新・仁義なき戦いのテーマ』を断っていたら、タランティーノ監督との出会いはなかった。バットマンやスパイダーマンを手がけたスティーブ・リプソン氏とともに、大胆でスピード感あふれる極上のテーマ曲が仕上がった。期待してほしい」とコメントを寄せている。
山本又一朗プロデューサーは当初、大野雄二氏がアニメ版のために手がけた「ルパン三世のテーマ」の使用を視野に入れていたが、大野氏の多忙を理由に断念。人選に悩むなか、「アメリカの作家を考えたこともあったが、メインテーマは洋の東西を網羅して、世界の観客に訴求できる人でなければならない。スタッフから布袋さんの名が挙がって頼んでみたら、あっさりと5曲も書いて送ってくれたんです」と振り返る。
音源を聞いた製作陣は、「TRICK ATTACK –Theme of Lupin The Third-」のイントロ部分に全員が強く引き込まれ、満場一致でメインテーマに決まったという。山本氏は「『これでしょう?』と提示するような楽曲でした。誰もが思い出すようなメロディの力にこだわったし、大野さんの楽曲に負けないものができたと自負している」と力を込める。メガホンをとった北村監督も絶賛していたといい、「彼が一番気に入っていますよ。最初から『これだ!』ってわめいていましたから」と明かした。
主演の小栗は、「僕たちも一生懸命、試行錯誤して作り上げた実写版のルパン三世に、布袋さんも一緒になってくださって新しいテーマ曲へのチャレンジはとても心強く、ありがたく」と布袋に謝意。さらに、「そうしてできたこの楽曲は、これがニュールパン三世だ、と胸を張れる新しい息吹を作品に吹き込んでくれるテーマ曲となりました。皆さんにも迎え入れて頂けると期待しています」と話している。
なお、同楽曲は、6月28日から全国の劇場で流れる予告編に盛り込まれている。映画は、8月30日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー