RED SHADOW 赤影
劇場公開日 2001年8月11日
解説
TV化もされた横山光輝の漫画「仮面の忍者 赤影」を原作に「SF サムライ・フィクション」の中野裕之監督が忍者映画に挑戦。戦国大名、東郷に仕える忍者集団・影の一族の赤影、青影、飛鳥は、隣国の新兵器偵察へ。そこで隣国の忍者集団とのバトルが始まる。「マトリックス」のスティディカム担当、ロバート・アガニスが同役で参加。ピエール瀧、舞の海秀平、スティーブ・エトウ、篠原凉子、藤井フミヤ、アリーナ・カバエワらが出演。
2001年製作/114分/日本
配給:東映
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2021年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
いや、おそらくこの映画に関わった人みんな、「なかったことにしたい」映画じゃないか。
少しでも期待して、DVD買ってしまった俺がバカだった。
ニンジャが主役のアクションって、立ち位置が難しいと思うが、徹底的に馬鹿馬鹿しく作るか、出来るだけ歴史に忠実に作るかの二択なのだろう。
横山光輝の原作を知らずに、テレビシリーズの「仮面の忍者赤影」に夢中になって見た世代には、さっそうと現れカッコよく戦う赤影のおじさんは本当にあこがれの存在だったのだ。
こんな、妙にリアルに、いじけた青年見習い忍者では、絶対にない。
あ、ちなみに、藤井フミヤは敵の一人であって、赤影役は安藤政信さんですよ。
2017.9.4
とりあえず赤影でもないし、時代劇としても、どうかなという感じ。
なんか笑わせようとしてるとこ、むかつくし。
麻生久美子だけ若くて綺麗ですな、それだけ。
2019年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
忍者コメディなのか?昔のTVオリジナルとは趣が全く違う。なぜここまで酷い、笑えないコメディ映画を作ったんだ。製作途中で助言する者さえいなかったのか・・・小学生の頃、「赤影」が大好きだった。赤影ごっこもやった。そのオリジナルに対するリスペクトが全くない。愛のない作品。
麻生久美子だけは良かった。可愛らしさとお色気で世の男性陣の目も釘づけ。だけど、ちょうど中頃に斬られて死亡。見る気という最後の砦も崩れ去った。あとは惰性・・・と思っていると、ストーリーがしっかり見えてきた。東郷と敵対する大名・京極家の竹之内(陣内孝則)が戦と称して謀反を起こす、という展開だ。平和のために人を殺してもいいのか?という赤影の主張などはいい筋だと思うが、すべては前半のコメディで台無しになってしまい、最初からシリアスに展開していないことが惜しくてしょうがない・・・
赤影で忍者ものアクションとくれば、血湧き肉躍る活劇映画になったはずなのに、なぜこうなったのかという疑問しか残らない
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