美しい街並みが旅情をそそる 今秋公開「リスボンに誘われて」予告編公開
2014年6月6日 09:00
[映画.com ニュース] 2004年に刊行されて以来、全世界で発行部数400万部を突破しているパスカル・メルシエ氏のベストセラー「リスボンへの夜行列車」(早川書房刊)を、ジェレミー・アイアンズ主演で映画化した「リスボンに誘われて」の予告編が完成し、映画.comが独占で入手した。
スイスの古典文献学教師ライムント・グレゴリウスは、妻と別れて以降、ひとり暮らしの単調な毎日を過ごしながらも、そんな日々に特に不満も抱いていなかった。しかしある日、偶然手に入れた一冊のポルトガルの古書に魅了されたライムントは、アマデウ・デ・プラドという謎の著者を追って、衝動的にリスボンへ旅立つ。旅先でアマデウの家族や友人を訪ね歩き、徐々に明らかになっていくその素顔や人生を知ることで、ライムントもまた自らの人生と向き合っていく。
主人公ライムントにイギリスを代表する名優のアイアンズが扮し、アマデウをジャック・ヒューストン(「アメリカン・ハッスル」「キル・ユア・ダーリン」)、アマデウと運命的な恋に落ちるエステファニアをメラニー・ロラン(「イングロリアス・バスターズ」「グランド・イリュージョン」)がそれぞれ好演。シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツ、レナ・オリン、クリストファー・リーら、欧州の豪華キャストが顔をそろえ、「ペレ」「愛の風景」でカンヌ映画祭パルムドールを2度受賞しているデンマークの名匠ビレ・アウグストがメガホンをとった。
映画は、石畳の道路や行き交う路面電車、色とりどりの建物や路地など、西ヨーロッパ最古の都市として知られるポルトガルの首都リスボンを、陽光あふれるノスタルジックな美しい映像で描き出している。そんな本編の魅力を凝縮した予告編も、衝動的に旅立った主人公ライムントさながらに見る者の旅情をそそる仕上がりに。また、70年代のポルトガル民主化運動や、友をも裏切る情熱的な恋など、アマデウの素顔を紐解いていく過程で明らかになる過去の出来事と現在とが交錯した、ミステリアスなストーリーも垣間見ることもできる。
「心の旅」「サボテンの花」「青春の影」など数々の名曲を生み出したミュージシャンの財津和夫も本作を気に入り、コメントを寄稿。「忘れられない名ラストシーンが、またひとつ私の心に加わった」という財津の言葉が、予告編を締めくくっている。今秋、Bunkamuraル・シネマほかでロードショー。
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