【全米映画ランキング】新生「GODZILLA」が今年2位のオープニング興収で首位デビュー
2014年5月20日 15:08

[映画.com ニュース]サマーシーズン3週目に入った全米ボックスオフィス。2本の拡大公開作がリリースされた先週末は、日本が世界に誇る特撮怪獣映画の人気キャラクター「ゴジラ」の2度目のハリウッドリメイクとなる「GODZILLA」が約9320万ドルのオープニング興収で、見事首位デビューを飾った。
同作は、本多猪四郎、円谷英二の両監督による今年で誕生60周年を迎えた名作「ゴジラ」の2度目のハリウッドリメイク作。「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督による最初のハリウッドリメイク作は、批評家、観客の双方から厳しい声が寄せられ、全米最終興収約1億3600万ドルという成績に終わったが、今回のリブート版はオリジナルに敬意を払った作風が奏功。批評家からも好評を博し、先行上映で約930万ドル(木曜夜)、約3840万ドル(金曜日)、約3216万ドル(土曜日)、約2260万ドル(日曜日)の合計9320万ドルを稼ぎ、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」の約9500万ドルに次ぐ今年2位のオープニング興収を記録する好スタートを切った。今週中にはエメリッヒ版の最終興収を抜く見込みで、2億ドル超えは確実となっている。今回のリブート版を製作・配給したワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズはすでに続編の製作に着手しているという。
出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・クランストン、ジュリエット・ビノシュ、エリザベス・オルセン、デビッド・ストラザーン、サリー・ホーキンスに渡辺謙。メガホンをとったのは、低予算SF「モンスターズ 地球外生命体」により大抜てきされたイギリスの新鋭ギャレス・エドワーズ。
2位は前週首位だったセス・ローゲン&ザック・エフロン共演のコメディ「Neighbors」。先週末も約2500万ドルを稼ぎ、10日間の累計興収は約9000万ドルに。最終興収が1億5000万ドル以上になる可能性も出てきた。
約1000万ドルのオープニング興収で4位に入ったのはジョン・ハム主演の実録スポーツドラマ「Million Dollar Arm」。たまたまテレビで見たインドのクリケット選手たちの球速に驚いたスポーツ・エージェントのJB・バーンスタイン(ハム)がインドから2人の選手たちをアメリカに連れ帰り、メジャーリーグ選手にしようとするストーリー。こちらもレビューはまずまずだったが、オープニング興収には結びつかなかった。共演はアラン・アーキン、ビル・パクストンに、「スラムドッグ$ミリオネア」で主人公ジャマールの兄サリムを好演したマドゥル・ミッタル。脚本を執筆したのは「父親たちの星条旗」「扉を叩く人」など監督、脚本、俳優など多岐にわたり活躍するトーマス・マッカーシー。監督は「ラースと、その彼女」「フライトナイト 恐怖の夜」のクレイグ・ギレスピー。
メモリアル・デイ(戦没将兵追悼記念日)の連休を迎える今週末は、「X-MEN」の人気キャラクターが時空を超えて集結するシリーズ最新作「X-MEN:フューチャー&パスト」(ブライアン・シンガー監督)の他、アダム・サンドラー&ドリュー・バリモア、3度目の共演となるラブコメディ「ブレンデッド(原題)」が公開される。
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