中国史上最高額の製作費を投じた「ライズ・オブ・シードラゴン」予告公開
2014年5月20日 15:44
[映画.com ニュース]中国映画史上最高の製作費約32億円を費やし、興行収入約96億円の大ヒットを記録したアクションアドベンチャー「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」の日本版予告編が公開された。
中国・唐王朝の時代を舞台に、判事ディー・レンチェが海の神・龍王(シードラゴン)の謎を追うスペクタクル大作。敵国に送り出した水軍艦隊が全滅した事件は、龍王の祟りだという噂が浮上し、若い女性を生贄(いけにえ)に捧げるため、美しい花魁インが誘拐される。騒動に巻き込まれたレンチェは、医官のシャトー、司法長官のユーチとともに、怪事件の真相を探るべく調査に乗り出す。
2012年に公開されたアンディ・ラウ主演の「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」の前日譚で、前作でも監督を務めたツイ・ハークがメガホンをとった。続編のレンチェ役に抜てきされたのは、「台湾4大若手俳優」に選ばれたマーク・チャオ。ドラマ「花より男子/Boys Over Flowers」の韓流スター、キム・ボムがキーパーソンのユエン役を務める。そのほか、日本でも活躍するモデルのアンジェラベイビーがイン役、カリーナ・ラウが則天武后として共演する。
予告編では、朝廷を揺るがす大事件に挑むレイチェンらの姿が、アクションシーン満載の壮大なスケールで映し出されている。インをさらう半漁人らしき正体不明の怪物をはじめ、おびただしい数の呪いの虫、大群で襲来する毒蜂など、レイチェンらを襲う奇怪な化け物が次々と登場し、ハーク監督の手腕が存分に発揮された映像になっている。
「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」は8月2日から、シネマート新宿、シネマー六本木ほかで公開。