「第二回 新・午前十時の映画祭」、初登場の日本映画が出足好調
2014年5月12日 16:05

[映画.com ニュース] 4月5日に全国52スクリーンで「第二回 新・午前十時の映画祭」が開幕し、5年目となる今年は初めてラインナップに加わった日本映画が好調なスタートを切った。
「世界の名作をニュープリントで上映する」をコンセプトに掲げ、2010年に「午前十時の映画祭」として始まった同映画祭は、昨年、すべての上映をデジタル素材(DCP)に切り替え「新・午前十時の映画祭」として再出発。その第2回となる今回のラインナップには、初めて日本映画8作品が加わり、新たにセレクトされた洋画11本、これまでに上映したなかで特に人気の高かった洋画6本の厳選された25本が並ぶ。
今回は「オズの魔法使」「さらば、わが愛 覇王別姫」「ブラック・レイン」の3作品から始まり、初日4月5日から18日までの2週間での観客動員数は1万3894人(前年比74.7%)、興行収入は1353万1100円(前年比76.1%)という結果に。
続く4月19日から、初登場となる日本映画のうち「細雪(1983)」「仁義なき戦い」「幸福の黄色いハンカチ」の3作品が公開。5月2日までの2週間で、動員数1万4630人、興収が1439万1100円を記録し、先の洋画オープニング3作品と比べると動員数は105.3%となった。ここまでの上映作6本の動員数トップ3は、第1位「細雪」、第2位「仁義なき戦い」、第3位「さらば、わが愛 覇王別姫」で、邦画人気がうかがえる結果となっている。
GW後半戦の5月3日からは、これまで映画祭で人気の高かった「サウンド・オブ・ミュージック」「シャレード(1963)」「スティング」が上映され、5月6日までの連休中4日間で約7000人を動員、名作の安定した人気の高さをみせた。
「第二回 新・午前十時の映画祭」は東京・TOHOシネマズ日本橋をはじめ全国52スクリーンで開催中。各作品2週間ずつ、計50週にわたって上映される。
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