さらば、わが愛 覇王別姫

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さらば、わが愛 覇王別姫
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解説

演ずることに全てを捧げた二人の京劇俳優の波乱に満ちた生きざまに、中国の近・現代史を重ね合わせた壮大なる愛憎劇。遊女である母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。やがて成長した二人は京劇界の大スターとなっていた……。時代に翻弄されながらも愛を貫こうとする女形、程蝶衣を演じるレスリー・チャンの妖艶さも話題になった。

1993年製作/172分/香港
原題:覇王別姫
配給:ヘラルド・エース

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第66回 アカデミー賞(1994年)

ノミネート

外国語映画賞  
撮影賞 クー・チャンウェイ

第51回 ゴールデングローブ賞(1994年)

受賞

最優秀外国語映画賞  

第46回 カンヌ国際映画祭(1993年)

受賞

コンペティション部門
パルムドール チェン・カイコー
国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞 チェン・カイコー

出品

コンペティション部門
出品作品 チェン・カイコー
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映画レビュー

3.5かくも怖ろしきかな、中国。 中国少年残酷物語。捨てられ、そして折檻...

2019年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

かくも怖ろしきかな、中国。
中国少年残酷物語。捨てられ、そして折檻の嵐、果ては男色の餌食。途中登場の中国版山口百恵、こいつも勝気でいかにもです。ラストは…人間不信になりそうです。かの国の強烈さを知るのに最適な一作、衝撃です。
日本人の扱いは相変わらずだが、結構当たってるところも。観劇にて決して暴力はふるわなかったと。当たり前か(笑)
評価は高いようですが、私は正直あまり好きになれませんでした。長い、そして重い。

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はむひろみ

5.0京劇から見た中国現代史

2019年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

主人公(レスリー・チャン)は淫売の子、京劇の養成所に預けられるが、苛烈な訓練を仲良くなった兄弟子と耐え抜く。
大きくなって二人は大スターとなり、兄弟子は淫売の女(コン・リー)と一緒になる。
日本軍の侵攻、降伏、国民党から共産党へ、そして文化大革命と中国現代史を生き抜く。
京劇の美しさと歴史に翻弄される人々の生きざまが強烈で、とても印象深い。

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いやよセブン

5.0今は言葉がありません

きりんさん
2019年1月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今は言葉がありません
・・・・・・・・・・・・

追記:やっとレビューを書けそうです。心が落ち着きました。

小学生のころ、広辞苑の【京劇】の項目に夢中になりました。
自由研究でその化粧を模写もしたし、関連で正倉院の妓楽面も調べたっけ。

この映画で、50年ぶりの京劇との邂逅だったんです。
胸を撃たれたし、本物が観たい。

それにしても芸を仕込まれる日々の辛さ・・・涙も涸れるだろう。

蝶衣の子供時代の小豆、二代目の子役が一番美しかった。
(女の子かもね、名前からは性別は判らないな)。

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きりん

4.5自己実現なんて言葉が浮いてしまうほどの人生

2018年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

萌える

自分から選び取った生き方ではない。望む・望まざるも関係なく、そうならざるを得なかった人生。
 なのに、この愛、この仕事。それを失くしては、自分が自分であり得ないくらいにすべてを注ぎ込む生き方。
 こんな生き方ができた程蝶衣をうらやましくもあり、切なすぎて、むせび泣いてしまう。

様々な思惑が、時代とともに、蝶衣、段小楼、菊仙の生きざまに絡み、翻弄されていく様を中心に、変わっていく時代を描き出した大作。
 なんだろうけれど、正直、小楼の存在感がありきたりの演技なので、人間の業を演技で滲み出させた、蝶衣(レスリー・チャン氏)と菊仙(コン・リーさん)の二人の対比を際立たせるだけの狂言回しのように小楼が見えてしまう。

蝶衣は、小楼の弟弟子で、劇の上での女房役。けれど蝶衣にとっては、そう育てられた経緯も影響して、小楼は唯一無二の”愛しい人”。
 だが、小楼はその思いを知ってか知らずか、菊仙と結婚する。
 菊仙にとって、蝶衣の想いは邪魔でしかない。
 幼少期~少年期にかけては、地獄のような生活を強いられ、花形女形になった今でも、パトロンから呪縛されているとはいえ、芸を極める以外に自ら”幸せ”をつかみに行くでもなく受け身な蝶衣と違い、娼婦であった菊仙は”幸せを”つかみに行く。
 そんな二人が、時々の権力者や民衆に翻弄されて、その時々のありようが変わっていく。その様が、人間の業をにじませ、時にいやらしく、時にせつなく、時に悲劇で、時に幸せそう。そんな二人の姿が、時に合わせ鏡で、時につながり、時に不協和音を醸し出す。見事。

とにかく、レスリー氏が美しい。その思いを称えたまなざし。唇。所作。すべてに目を離せない。受け身で、なよなよしているようで、確固たる意志がある。大人(たいじん)としての風格がありながらも、ガラス細工のようなもろさも抱える。「男でなく、女」という舞台上の台詞を幼いころは「女でなく男」と何度も間違えるが、女のような身振りをしていても、男として生きたのだ、男として小楼を愛したのだと思わせてくれ、小楼と舞台を失っては生きていけぬほどの想いを体現してくれる。

小豆子を演じたマー・ミンウェイ君も見事。日本に出回っている映画ではその後を聞かないが、中国では映画か京劇で活躍していてほしい。

リーさんはたくましい。そのたくましさが美しい。”幸せ”を自らつかみに行くが、その”幸せ”は自分が良ければというものではない。愛した人の幸せをまず考えて動く。だからこそ、ラストがやるせない。

そして、小楼。幼いころの小石頭は周りを助けるリーダーシップを持っていたのに、大人になってなぜこんなになってしまったのか?単なるチャン・フォンイー氏の演じ方の問題なのだろうか?小石頭はとても魅力的で、蝶衣の幼いころ:小豆子が慕うのも理解できるけれど、小楼はちっとも魅力的でない。容貌ではない。大人(たいじん)としての風格がない。こんな男だからこそ、ラストのあの様につながるのかもしれないが。
 小楼は蝶衣の想いを知っていて、気が付かぬふりをしたのだろうか?だから結婚を急いだのだろうか?だが、フォンイー氏の演技からはそんな様子は感じ取れない。
 反対に小楼は、まったく気が付いていない天然バカなのだろうか?小石頭を演じた子の演技ならそんな風にも読み取れるが、フォンイー氏の演技では、そうも思えない。
 だから、蝶衣と菊仙が小楼をなぜ愛するのか理解できない。菊仙は娼館に戻りたくない意地?蝶衣は舞台での一対の地位をとられたくないがための意地?に見えてしまって、残念。

三人の歯車が微妙にずれたところにあの文化革命が重なっての展開となれば、これ以上ない人間ドラマになったと思うのだが、小楼の演技が弱いので、たんに、歴史に翻弄された三人のあり様を描いた映画のように見えてしまう。惜しい。(なので、0.5マイナス)

とはいえ、たんなる三人の愛憎悲劇としてだけでなく、
蝶衣の一代記としてだけでなく、
時代を描いた作品としても見ごたえある。

しかし、戦中、中国にひどいことをした日本ではなく、かっての蒙古・満州民族とかの異文化民ではなく、中国・自国の民が、自分たちのあれほどの文化遺産を意図的に壊すなんて、なんて国なんだろう。
 京劇役者養成制度はとてもひどい。バレエダンサーも人間業ではないようなポーズをとれるようになるための訓練をするけれど、今のバレエダンサーは、自ら志願した人ばかり。この映画のあの子どもたちは、好むと好まざる関係なく、それをしなければ生活できない。そんな奴隷のような制度はなくした方がいいに決まっている。
 とはいえ、他人が強要する共産主義の自己批判なんて、たんなるやっかみにしか見えない。一見華やかな地位にいつつも、蝶衣がその中でどんな思いで生きてきたのか、どんな努力をしたのかは無視される。それでいて、京劇が復活すれば、また持ち上げる。そんな民衆の身勝手さが怖い。

蝶衣と菊仙は、そんな時代に翻弄されたのか、こんな時代に巻き込まれたからこその人の気持ちの変容に翻弄されたのか、それでも、京劇・小楼への想いを自分なりに貫いたのか?それが幸せだったのか、不幸せだったのか。私の中の答えは、その時々で違ってくる。

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とみいじょん
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