スティング

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「明日に向って撃て!」のジョージ・ロイ・ヒル監督が、主演のポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードと再び組んだ大ヒット作。1930年代のシカゴ。大物ギャングに仲間を殺された若き詐欺師フッカーは、その恨みを晴らすため、賭博師ゴンドーフの助けを借りて一世一代の大バクチを打つ。二転三転するストーリー展開と小気味よいテンポが魅力の傑作犯罪ドラマ。アカデミー賞作品賞など、1973年度最多7部門を受賞。

1973年製作/129分/G/アメリカ
原題:The Sting
配給:CIC
劇場公開日:1974年6月15日

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映画レビュー

5.00067 フォーナインス。フッフッフ < フォージャックス!

2024年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1974年公開
伏線につぐ伏線。ストーリーは一筋縄ではいかず
最後にドッキリ。
両雄並び立つ映画を2本続けたジョージロイヒル凄い。
今度はポールニューマンがチョビひげ。
レッドフォードに熱くなるな!と忠告。
ヒロインはあのババアなのか?

このジャンルの映画で本作を最初に観た人は
本当に幸せだったと思う。
ちなみにテレビ版吹替の柴田恭兵が見事にハマった。
ようやく吹替の匠で出会えた時は感動した。
そういやチャプターって言葉この映画で知った。
100点
初鑑賞 1977年6月25日 三番街シネマ1
パンフ購入

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共感した! 5件)
NWFchamp1973

3.5字幕が情報不足な?

2024年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

傑作と聞いて見てみました。本筋はしっかりと描きつつ、少しだけぼかす。そのぼかしたところで大どんでん返しを演出する。見終わったあとの爽快感は類を見ないほどかもで、脚本が見事という他ない。

自分としては、字幕の不自然な日本語の情報量不足に踊らされた。もう少し上手い意訳は無かったものかと。あと、終盤の殺し屋のくだりだけちょっと辻褄が合わずに混乱している。この2点においてスッキリしていない。

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マルボロマン

5.0痛快!傑作娯楽作!

2024年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

『スティング』
『明日に向って撃て!』(1969)のブッチ&サンダンスの哀しいラストを払拭するかのように、粋で明るい犯罪コメディに徹した、これ以上痛快な映画はないですね。傑作。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードももちろん抜群ですが、詐欺仲間のキッド・ツイスト(ハロイド・グールド)、エディ・ナイルズ(ジョン・ヘファナン)、ビリー(アイリーン・ブレナン)の脇がとにかく光ってますね。
マーヴィン・ハムリッシュが担当した「エンターテイナー」も最高。

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矢萩久登

5.0何歳の時でも、誰とみても、何回目でも面白い!

2024年6月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

1973(日本は1974)年公開のアメリカ映画。
監督ジョージ・ロイ・ヒル、脚本デヴィッド・S・ウォード。

『スティング』は、ぼったくる、という意味もあるらしい。

アカデミー賞10部門にノミネートされ、
作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、編・歌曲賞の7部門で受賞した。

主要キャストは、
伝説の詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ:ポール・ニューマン
駆け出し詐欺師ジョニー・フッカー:ロバート・レッドフォード
ギャングの親玉ドイル・ロネガン:ロバート・ショウ
などだ。

『明日に向って撃て!』に続いて、ジョージ・ロイ・ヒルがメガホンをとり、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがW主演した。

脚本デビューのデヴィッド・S・ウォードは、その後、監督として『メジャーリーグ』シリーズも手掛けたのでコメディに強い人なんだろう。

クライムコメディにカテゴライズされている本作は、
詐欺グループが、仲間を殺した大物ギャングのハナを明かす、という設定。

視覚的な仕掛け(華々しい銃撃戦、カーチェイス、ラブロマンスなど)は余りないのに、幾重にも仕掛けられたトリックに唖然とさせられるストーリー展開のみで
十分に面白い、という稀有な作品だ。

一番のヤマ場はもちろん、最後の大バクチだが、
個人的に一番好きなのは、
ロバート・レッドフォード演じるフッカーが殺し屋に狙われるくだりだ。
初めてみたとき、あのシーンは本当に驚いたし、
もっと言うと、何度見ても面白い。

本作を特徴づける点は、
演者たちがワンチームになっている(ように見えてしまう)ことにあるのではないか、と考える。
特に
ポール・ニューマン(当時48歳)、ロバート・レッドフォード(当時37歳)は、『明日に向って撃て!』に続いての共演だが、プロとして本当に素晴らしい演技をしている。
どちらか一方が出る、引く、という単純なものではなくふたりともが映画の一部にキレイにハマっているのが素晴らしい。

もちろん、脇を固める俳優陣も見事だ。

蛇足だが、
1902年の旧作『ジ・エンターテイナー』をテーマにして時代感を醸し出したのも正解だった。

何歳の時でも、誰とみても、何回目でも、
いつも面白い映画は少ないので☆5.0

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Haihai