サウンド・オブ・ミュージック

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

リチャード・ロジャース作曲&オスカー・ハマースタイン2世作詞によるブロードウェイミュージカルを、「ウエスト・サイド物語」のロバート・ワイズ監督により映画化。1938年、オーストリア・ザルツブルグ。古風で厳格な教育方針のトラップ家に家庭教師としてやってきた修道女マリアは、子どもたちに音楽や歌うことの素晴らしさを伝えていこうとするが、子どもたちの父親であるトラップ大佐とは事あるごとに衝突してしまう。やがて、自分がトラップ大佐にひかれていることに気付いたマリアだったが、そんな折、トラップ大佐は再婚が決まってしまう。「ドレミの歌」「私のお気に入り」「エーデルワイス」など劇中で歌われる名曲の数々とともに、映画史に名を刻む傑作ミュージカル。アカデミー賞では作品賞、監督賞ほか5部門受賞。日本でも1965年に公開されて以降、長年にわたり愛され続けている。2003年には「ニュー・プリント・デジタルリマスターバージョン」でリバイバル公開。15年には「製作50周年記念日本語吹替版」として、新録音された日本語吹き替え版が公開。

1965年製作/174分/G/アメリカ
原題:The Sound of Music
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:2015年4月17日

その他の公開日:1965年6月26日(日本初公開)、1975年9月13日、2003年12月30日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第38回 アカデミー賞(1966年)

受賞

作品賞  
監督賞 ロバート・ワイズ
編集賞 ウィリアム・レイノルズ
編曲賞 アーウィン・コスタル
音響賞  

ノミネート

女優賞 ジュリー・アンドリュース
助演女優賞 ペギー・ウッド
撮影賞(カラー) テッド・マッコード
衣装デザイン賞(カラー) ドロシー・ジーキンズ
美術賞(カラー)  

第23回 ゴールデングローブ賞(1966年)

受賞

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジュリー・アンドリュース

ノミネート

最優秀助演女優賞 ペギー・ウッド
最優秀監督賞 ロバート・ワイズ
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映画レビュー

4.0いつ観ても素晴らしい歌唱映画。絵は影が凄い。

2024年4月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

 内容は、1930年代オーストリア最後の栄光の時に、1人の修道女マリアが7人の家庭教師に出向き葛藤を乗り越える映画。
 印象的な台詞は『歌が効かない時もあるの』隠れたマリアが下の子をなだめる台詞。これまでは全て歌で解決した物語で唯一歌の限界を示す場面は、最後に来てピリッと辛く物語を引き締まる台詞だと感じました。
 印象的な立場は、普通にオーストリアナチスに傾倒する近所の人達。時代的に暗い影が押し寄せる描写は要素だけを抜いた挨拶『ハイルヒットラー』ですが群集心理を生々しく伝える様で重厚な歴史物でもあり面白い。嘘の様な日常の変化を上手く表現して怖かったです。
 印象的な場面は、やはりこの映画は歌唱力はさることながら、BGMにも凝っていて非常にバックグランドのしっかりした意図した背景が見やすく、感情を揺さぶられました。ミュージカルという事ですがBGMも楽しめます。
 映像では、アルプスの冠雪した風景に抜ける様な青い空と足元で風に揺れる草花を見ているだけでも癒されます。何と素晴らしいロケーション。一生に一度は訪れたいアルプスを体感できる素晴らしい大衆映画です。

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共感した! 4件)
コバヤシマル

5.0音楽の力の大きさに、ほぼ全シーンで涙しながら鑑賞。

2024年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭の、大自然の中で歌うマリアのシーンからもう心を持っていかれる。
私のお気に入り、ドレミの歌、等々お気に入りのシーンばかり!特に、夜に相引きして雨の中踊るシーンの素敵さにうっとり…。
音楽と舞台が素敵なのは言わずもがなで、なによりシーンシーンの画が、絵画のように美しくて…目が離せない…。

男爵夫人が案外あっさりとひきさがり、(いい女って感じがしてそのシーンもまた良かった)めでたく結婚エンドかと思いきやもうひと展開。
ファンタジーのように素敵な世界観のなかに、ナチスの侵攻という現実がせまってくる。ラストにロルフが見逃してくれないというのもリアルで胸がグッとなった。(雨の中踊る2人のシーンが特にお気に入りだったのも相まって切なかった…)
音楽祭でのエーデルワイスは、レミゼラブルの「民衆の歌」を思い出した。両者共に名シーンだと思う。
なるほどサウンドオブミュージックはナショナリズムの話でもあったのか。音楽の力が人々を力づけ、団結力を高めるのだなと。

鑑賞後は、放心状態。1番最初に出てきた純粋な感想は意外にも、「悲しい」だった。決してバッドエンドではないのに、あの美しく尊い故郷(感情移入120%)をナチスに、人間のもたらす悲しみに汚されてしまったという悲しさだったのだと思う。
いつか大きな劇場で観たい!!

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とも

4.0美しい映画

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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プライア

5.0文句の言いようがないミュージカル映画の大傑作

2023年6月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

幸せ

映画界の不朽の名作にしてミュージカル作品の頂点に君臨する金字塔。
初めて鑑賞しましたが素晴らし過ぎる。本当に素晴らしいしか出てこない。
笑いと感動のロマンス、心躍る歌と踊り、手に汗握る緊迫のシーン、映画の楽しさを全て詰め込んだような まさに“完璧な映画”の一つ。

あまりにも有名な曲が数多く登場し、「これってこの映画の曲だったんだ!?」と何度もなります。
次々と流れてくる名曲の数々に、見てるこちらもニコニコしっぱなし。

また細かい演出やカメラワークの拘りが見てとれて、一つ一つのシーンが実に絵になります。

また今回は45周年記念HDリマスター版で見たのですが、映像がすごく綺麗で、美しい山々と街並みがより一層この作品の世界感を鮮やかに彩っている印象でした。

映画界屈指の大名作、是非ともリマスター版Blu-rayで。

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びぃあぃじぃ