女優引退発言のアンジェリーナ・ジョリー、今後の出演予定作は?
2014年5月12日 18:15

[映画.com ニュース] ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーが、主演最新作「マレフィセント」のプロモーション中に「監督業に専念するため、演技を辞めるつもり」と、女優業の引退を示唆した。今回はその理由を「演技はとても好きだけど、ジーンズ姿で髪のセットや化粧もしないで現場に入ると家族の一員になった感じがして好きなの」と話している。
ジョリーは即座に監督へ転向するわけでなく「あと1~2本の映画に出演する」と発言したが、世界最大級の映画情報データベースIMDbにはジョリーが女優として参加する予定の作品が3本登録されている。2010年の大ヒットアクション「ソルト」の続編「Salt 2(原題)」と、アン・リー監督がメガホンをとる伝記映画「クレオパトラ」が主演作として企画されており、05年の「Mr.&Mrs.スミス」以来約10年ぶりにブラッド・ピットと共演するプロジェクトも立ち上がったばかり。いずれも撮影時期や公開日は未定だ。また、ボイスキャストとして参加した長編アニメ「カンフー・パンダ3」が現在ポストプロダクション中で、15年12月23日に全米公開される。
93年に女優デビュー以降20年にわたり活躍してきたジョリーだが、08年ごろから家庭を優先するために仕事をセーブする意向を示しており、「マレフィセント」撮影終了後の12年12月にも「子どもたちがティーンエイジャーになったら、女優は続けられないと思っている」と英ニュース番組で語った。また、このほど記者会見では、監督業に専念する以上に性暴力根絶のための国連の活動に注力したいとも話している。
以前から人権問題に積極的に取り組んできたことでも知られるジョリーは、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を題材にしたヒューマンドラマ「最愛の大地」(11)で製作と脚本も兼ね監督デビュー。現在は監督第2作「アンブロークン(原題)」の撮影を終え、ポストプロダクションの作業を行っている。
ジョリーのパートナーで、昨年12月に50歳になったピットも、11年に「50歳を迎える前に俳優を引退したい」と発言したほか、プロデュース業への転向をほのめかしている。ディズニーアニメ「眠れる森の美女」を悪役マレフィセント(ジョリー)の視点で描く実写3D映画「マレフィセント」は、7月5日から全国で公開。
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