アンジェリーナ・ジョリー監督作に、日本人ミュージシャンMIYAVIが出演

写真提供:アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　アンジェリーナ・ジョリーがメガホンをとる監督第2作「アンブロークン（原題）」に、日本人ギタリスト／シンガーのMIYAVIが悪役で出演することが明らかになった。

「アンブロークン」は、2010年に刊行されたローラ・ヒレンブランド著のベストセラーノンフィクションを映画化するもの。ベルリンオリンピックに陸上選手として出場し、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜になった米軍パイロット、ルイス・ザンペリーニの壮絶な体験を描く。

米Deadlineによれば、MIYAVIは、ザンペリーニを監視し、精神的に追い込んでいく“ザ・バード”ことワタナベ・ムツヒロ役を演じる。同役のキャスト選考は難航し長期間に及んだが、製作陣はオーディションでのMIYAVIのパフォーマンスにほれ込み、抜てきを決めたようだ。MIYAVIにとって、これがハリウッドデビュー作となる。

新進俳優ジャック・オコンネルが、ザンペリーニ役で主演。ギャレット・ヘドランドが、ザンペリーニら拘束されたメンバーのリーダー、ジョン・フィッツジェラルド役を演じる。米ユニバーサル・ピクチャーズが製作、約2週間後にオーストラリアでクランクインし、2014年12月25日全米公開。