「キャプテン・フィリップス」の貧困俳優、ジャド・アパトー新作に出演
2014年3月26日 11:10
[映画.com ニュース] 映画初出演を果たした「キャプテン・フィリップス」で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたバーカッド・アブディが、米ユニバーサル・ピクチャーズの新作「Trainwreck(原題)」に出演交渉中であることがわかった。
同作は、「40歳の童貞男」をはじめ数多くの大ヒットコメディを手がけるジャド・アパトーが監督、人気コメディエンヌのエイミー・シューマーが脚本・主演。人生絶不調のヒロインが再起を図る姿を描くコメディで、ビル・ヘイダー、ブリー・ラーソンが共演する。
米バラエティ紙によれば、アブディのほかに「少年は残酷な弓を射る」のティルダ・スウィントンとエズラ・ミラー、マイク・バービグリア、ジョン・グレイザー、ジョン・シナも出演交渉中だ。
リムジン運転手、携帯電話販売員という経歴をもつアブディは、「キャプテン・フィリップス」に大抜てきされたことをきっかけに俳優に転向。同作で数々の映画賞にノミネートされたが、それから新しい仕事が決まっておらず、無職状態で貯金も底をついてきていると報じられていた。「Trainwreck(原題)」への出演契約がまとまれば、「キャプテン・フィリップス」以来の新作出演となる。
「Trainwreck(原題)」は、2015年7月24日全米公開。