本木克英監督「超高速!参勤交代」撮影中に直面した“無理難題”にボヤキ節
2014年3月22日 21:30
[映画.com ニュース]佐々木蔵之介主演作「超高速!参勤交代」が3月22日、第6回沖縄国際映画祭コンペティションLaugh部門で公式上映され、本木克英監督と“応援芸人”のレイザーラモンRGが舞台挨拶に立った。メガホンをとった本木監督にとっては、2度目の同映画祭参加。第1回同映画祭で「鴨川ホルモー」がゴールデンシーサー賞に輝いており、「超高速!参勤交代」をひっさげての凱旋となった。
弱小貧乏藩の藩主が幕府から突きつけられた無理難題に挑む映画にちなみ、撮影中に直面した“無理難題”を問われた本木監督は「木造の長い橋が京都にあったのですが、台風で流れてしまい、静岡の島田にある大井川で撮ることになったんです」と告白。さらに、「宿泊なしで言ってくれと無理難題を言われまして、片道4時間、往復8時間をかけて行くことになった」とボヤキ節を披露し、場内の喝さいを浴びていた。
「のぼうの城」を輩出した脚本賞として知られる城戸賞の第37回で、最高得点で入選した土橋章宏氏の脚本を映画化。「5日以内に参勤交代せよ」と命じられた、わずか1万5000石の弱小貧乏藩である湯長谷藩が、奇想天外な作戦を練って対抗する姿を描く。佐々木が湯長谷藩主の内藤政醇を演じるほか、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、「Hey!Say!JUMP」の知念侑李、陣内孝則、西村雅彦らが出演している。
「超高速!参勤交代」は、6月21日から全国で公開。第6回沖縄国際映画祭は、3月24日まで。