【第37回日本アカデミー賞】真木よう子、大竹しのぶ以来35年ぶりのダブル受賞
2014年3月7日 22:38

[映画.com ニュース]第37回日本アカデミー賞の授賞式が3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、真木よう子が「さよなら渓谷」で最優秀主演女優賞、「そして父になる」で最優秀助演女優賞を獲得。ダブル受賞は、同賞でこれまでに18回あるが、俳優が2部門を受賞するのは、第2回(1979)の大竹しのぶ以来35年ぶりの快挙となった。
最優秀助演女優賞を制した真木は、驚きの表情を浮かべ「すっごいビックリしました。まさかいただけるとは思っていませんでした」とニッコリ。そして、最優秀助演男優賞を受賞した夫役のリリー・フランキーに対しても「リリーさんと一緒にとれてすごく嬉しいです! 本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。しかし、これで終わりではなかった。さらに最優秀主演女優賞で自らの名が呼ばれると、「本当に嬉しいです。現場にいたひとり残らず全ての方々のおかげです。本当に嬉しい。ありがとうございます」と瞳を輝かせながら喜びをかみ締めた。
また、「舟を編む」で最優秀主演男優賞に輝いた松田龍平も、感慨無量の面持ち。父である故松田優作さんは、優秀主演男優賞を4度(「蘇える金狼」「家族ゲーム」「それから」「嵐が丘 華の乱」)受賞しているが、最優秀の冠はついていない。それだけに、「いやあ、嬉しいです。大島渚監督の『御法度』で新人賞をいただき、こうして主演男優賞もいただけた。僕のオヤジを好きだった人に期待されているなと感じます。いろんな方に影響を受けて、その中で自分のやれることを見つけていけたらいいなと思います」と言葉を選びながら静かに語った。
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