それから(1985)

劇場公開日:1985年11月9日

解説・あらすじ

漱石の名作の映画化。生きるためだけに働くのは非人間的だとして“遊民”の生活を送る代助(松田)は、かつて友の本望に殉じて密かに愛し合っていた三千代(藤谷)を平岡(小林)に譲るが、三千代は代助を愛し代助を待ちながら、世俗的な平岡のもとで苦しんでいた。やがて代助は愛を告白するが、友と家からの絶縁が待っており……。明治末期の雰囲気を忠実に再現し、森田独特のリズムと映像美に貫かれた恋愛映画の傑作。国内の多くの映画賞を獲得した。

1985年製作/130分/日本
劇場公開日:1985年11月9日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第9回 日本アカデミー賞(1986年)

受賞

助演男優賞 小林薫

ノミネート

作品賞  
監督賞 森田芳光
脚本賞 筒井ともみ
主演男優賞 松田優作
音楽賞 梅林茂
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映画レビュー

2.5やっぱり松田優作が大人しくしてるの違和感。いつ狂い出すんだろうとド...

2025年7月6日
iPhoneアプリから投稿

やっぱり松田優作が大人しくしてるの違和感。いつ狂い出すんだろうとドキドキする。
それにしても漱石の中でも地味な「それから」をよく映画化したなと思う。原作はもっと近代批判的な暗喩だった気がする。

全体的にキャストがはまってない感じがした。特に小林薫。藤谷美和子は綺麗に撮れてた。着物が妙にかわいいんだけど、あれはお金がなくて娘時代の着物を着てるって設定なのかな?平岡があからさまに嫌なヤツすぎる。もっと仄めかす感じでよいのでは。

笠智衆の怒るところが面白い。
テーマ曲が良い。

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hyvaayota26

1.5藤谷美和子さんはこんなに綺麗な女優だった

2025年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

公開当時、かなり多くの賞を獲ったし、世間の評判も概ね高い映画なので、いつか観たいと思っていた映画です。

森田芳光さんにしては、随分とオーソドックスに、分かりやすく撮ったな、と感じました。

そして、藤谷美和子さんは、こんなに綺麗な女優だったんだね、という印象が強く残りました。
藤谷さんのこれまでの印象は、ドラマ「夕陽ヶ丘の総理大臣」の女の子と、カルビーポテトチップスのCM。

物語としては、大して面白くなかったです。

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ねこたま

2.0頭が良すぎる人にしか分からないと思います

2024年10月28日
PCから投稿

まず小説を読んでわからないですから
それからだけではなく 三四郎 も それからも 門も全部分かりません
これがわかる人が わからない そしてこれを映画化しようとする人が全くわからないし 映画に踏み切っちゃう人も全くわからない

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ろーけん

5.0優作さんの代表作ではないでしょうか

2024年3月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

それまでの遊戯シリーズの冷酷だけど仲間思いと言うキャラクターから人殺しの様なコミカルなキャラクターまでこなしている方ですが、今作品の寡黙でそれでいて思いをうちに秘めて日々過ごしているという主人公を見事に演じられている優作WORLDを表している作品だと感じました。

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遠州