スパイナル・タップ
劇場公開日:2018年6月16日
解説
架空のヘビーメタルバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーの模様を、実在するアーティストのパロディやロックバンドのあるあるネタ満載で描き、現在もカルト的人気を集めるロックコメディ。「スタンド・バイ・ミー」などの名匠ロブ・ライナーの監督デビュー作としても知られる。60年代にビートルズ風の楽曲でデビューしたスパイナル・タップは、度重なるメンバー交代や音楽性の変化を経て、80年代にはヘビーメタルバンドとして活動を続けていた。そんな彼らが全米ツアーを行うことになるが、次々とトラブルに見舞われ、ついにはバンド崩壊の危機にまで追い込まれてしまう。
1984年製作/83分/G/アメリカ
原題:This Is Spinal Tap
配給:アンプラグド
スタッフ・キャスト
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2023年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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架空のスーパーバンド"スパイナル・タップ"を追った「ロッキュメンタリー」。
メンバーのインタビューシーンで、各々のメンバーがタイプの異なる「相当なおバカ」であることがわかる。歌詞がまたとんでもないおバカだ。まあロックバンドなんてこんなもんさ、ってわけですね。1960年代にビートルズ風の音楽でデビューした彼らは70年代にはフラワーっぽい音楽をやっている。シタールも鳴ってるしな笑。80年代はメタルに変身だ。この辺りは芸の細かいところ。よくある女性関係なんかによるメンバーの仲たがいがあって、だんだん落ち目になってきた矢先に日本で人気に火が付き人気再燃。日本人には歌詞の意味なんて分からないからね。どっかで聞いたような話だ。ディープ・パープル、クイーン、チープトリックなど結構日本に恩義を感じているロックバンドは多いよね。
歴代のドラマーが何人も謎の死を遂げていてライブのたんびに違う人になってるのがおかしい。
まあこんな話でロック音楽とその人気(ファンダム)を目いっぱいおちょくったコメディだ。
ロックファンの皆さん、完全に馬鹿にされてるぞ。怒れ(笑)。
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こうやって分解・崩壊していくバンドあるよね・・・
2020年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
イギリスでデビュー当初ちょっと売れたけれど、最近はだいぶイマイチなヘビメタバンドの米国ツアーのドキュメンタリー、を装った俳優たちによるフィクション。
今日の観客は10人強だったけれど、きっと二人くらいは、本物と勘違いして、「なんだ、この、大したことのないドキュメンタリー」って思ったんじゃないかな。そう思うくらい、俳優たちがうまい。
そんなことを絶対言いそう、ということを、最初から最後までずっと話し続けるって、すごくない?
加えて、歌詞のしょうがなさ。こっちは、現実よりも輪をかけて酷くしてるから、まあ、笑える笑える。お下品なこと、極まりなし。
あまりに本物みたいだから、わかっていても「落ち目のバンドのツアーを、ただ追いかけて、何が面白いの?」と思えてきてしまう。
しかし、たしかに面白いんだけど、一体何が面白いんだろう? 変な感じ。
おまけ
東京に、コーべホールは、残念ながら、ない。
1995年の、阪神・淡路大震災で、神戸の名前が知られたからだろうか。
2019年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
1960年代から活躍しているイギリスのロックバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーを追うドキュメンタリーという“体”のコメディー。
音楽系のドキュメンタリーあるあるのオンパレードが面白いし、キャラも立ってる。
しかも監督は「スタンドバイ・ミー」などの巨匠ロブ・ライナー。
紆余曲折を経て、ラストの日本ツアーのシーンは、嘘なのに胸が熱くなったww