ポン・ジュノが挑む近未来SF「スノーピアサー」本ポスター公開!
2013年12月13日 20:05
[映画.com ニュース] 「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」の鬼才ポン・ジュノ監督が、各国のキャストを結集させて初の英語作品に挑んだ、近未来SF「スノーピアサー」の本ポスターが公開された。
同作は、地球温暖化を防ぐための化学薬品によって新たな氷河期に突入した2031年の地球を舞台に、生き残った人類が暮らす列車“スノーピアサー”で起こる階級闘争を描くSF作。フランスのグラフィックノベル「Le Transperceneige」を原作に、アクション、ドラマ、サスペンス、哲学的な要素までを盛り込み、韓国、アメリカ、フランスの合作で製作された。
公開された本ポスターのビジュアルは、氷の中を激走する列車に焦点を当てた第1弾ビジュアルから一転し、“ノアの方舟”と化した列車内で、人類の未来をかけた戦いを繰り広げる主要キャラクターが集結したデザイン。革命を起こし、最後尾車両から支配者階級が暮らす前方車両へと突き進もうとするリーダー、カーティス(クリス・エバンス)を中央に、最後尾車両の乗客たちの精神的支柱であるギリアム(ジョン・ハート)、カーティスの右腕エドガー(ジェイミー・ベル)、スノーピアサーの創造主であるウィルフォード(エド・ハリス)、列車の秩序を厳格に守る総理メイソン(ティルダ・スウィントン)、列車のセキュリティを設計し、物語の鍵を握るナムグン・ミンス(ソン・ガンホ)が並んでいる。
「前へ進め。世界を変えろ。」というコピーは、革命のかけ声とも受け取れる。中央には、近未来的なデザインの円形の部屋が配置され、そこにはがく然としたように膝を落とす男の姿が。これは一体何なのか、そしてこの男は誰なのかという、物語に潜む大きな謎を喚起させる。
「スノーピアサー」は、2014年2月7日より全国公開。
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