トム・ヒドルストンが吸血鬼に!ジム・ジャームッシュ新作、12月公開
2013年9月24日 11:00

[映画.com ニュース] 「リミッツ・オブ・コントロール」(2009)以来、約4年ぶりとなるジム・ジャームッシュ監督の新作「Only Lovers Left Alive」の邦題が「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」に決定し、12月に劇場公開されることがわかった。また、トム・ヒドルストンが吸血鬼に扮した場面写真がお披露目された。
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「コーヒー&シガレッツ」など、オフビートな世界観と秀逸な音楽センスで、独自の作風を構築してきたジャームッシュ監督。本作は、7年間にわたり温めてきたという構想をもとに、ジャームッシュ監督らしいミュージシャンという設定と、吸血鬼というテーマを融合したラブストーリーを完成させた。第66回カンヌ映画祭コンペティション部門、第38回トロント国際映画祭に正式出品され、話題を呼んでいる。
吸血鬼でありながら、マルチミュージシャンとして活躍するアダムは、自己破滅的な人間の振る舞いを憂えていた。そんなある日、何世紀にもわたり愛し合ってきた恋人で、吸血鬼のイヴと久しぶりに再会。しかし、イヴの妹エヴァがふたりのもとを訪れたことをきっかけに、3人の運命がゆっくりと変わっていく。
ヒドルストンは、近年のジャームッシュ作品の常連であるティルダ・スウィントンとともに、吸血鬼のカップル役に挑んだ。今回公開された場面写真では、ふたりは吸血鬼をイメージさせる牙や血走った目などは見せておらず、日差しを避けるような大振りなサングラスを着用。固く抱き合う姿は、寄り添って生きる吸血鬼の孤独な宿命を思わせる。ミア・ワシコウスカが運命を揺り動かす妹を演じるほか、ジョン・ハート、アントン・イェルチンらが共演している。
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」は、12月から全国で公開。
(C)Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee 2013
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー