【全米映画ランキング】ヒュー・ジャックマン主演「ウルヴァリン:SAMURAI」が首位デビュー
2013年7月30日 18:24

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、ヒュー・ジャックマン主演の「ウルヴァリン:SAMURAI」が約5500万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作はマーベルの大ヒットコミック「X-MEN」の人気キャラクター、ウルヴァリンの日本での戦いを描いたSFアクション大作。1945年8月、長崎近郊の捕虜収容所にいたローガン/ウルヴァリン(ジャックマン)は、米軍によって落とされた原爆の爆風から日本軍将校の矢志田を守り、命を助ける。その60数年後、カナダの山奥で隠遁生活を送っていたローガンは、戦後、科学技術関連のビジネスで成功し、大物実業家となった矢志田に請われて再び日本の地を踏むが、そこで巨大な陰謀に巻き込まれていく。
当初は、クリストファー・マッカリー脚本、ダーレン・アロノフスキー監督により製作が進行していたが、アロノフスキーの降板や東日本大震災などで撮影が延期となり、マーク・ボンバック(「ダイ・ハード4.0」)とスコット・フランクが脚本をリライトし、「3時10分、決断のとき」「ナイト&デイ」のジェームズ・マンゴールドが監督した。
北米でのオープニング興収は、前作「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)より約3000万ドルほど低い数字だったが、北米や9月公開の日本以外では約8600万ドルを稼ぎ、全世界興収は約1億4000万ドルに。批評家による作品の評価は前作より高いので、2週目以降の踏ん張りに期待したいところだ。共演は、真田広之、TAO、福島リラ、ウィル・ユン・リー、ファムケ・ヤンセン。
2位は、前週首位の実録ホラー「死霊館」。2週目も好調をキープし、10日間の累計興収は約8400万ドルに。最終興収は約1億5000万ドル近辺になりそうだ。
3位「怪盗グルーのミニオン危機一発」は公開4週目で累計興収3億ドルを突破。このサマーシーズン公開作の中では、「マン・オブ・スティール」(約2億8600万ドル)を抜いて、「アイアンマン3」(約4億700万ドル)に次ぐ2位に躍り出た。ちなみに今夏公開作の累計興収4位はピクサーアニメ「モンスターズ・ユニバーシティ」(約2億5500万ドル)、5位は「ワイルド・スピード EURO MISSION」(約2億3700万ドル)。
今週末はデンゼル・ワシントン&マーク・ウォールバーグ主演のアクション「2ガンズ」、大ヒットアニメ第2弾「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」が公開となる。

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