真木よう子の濃厚ベッドシーンと歌声が流れる「さよなら渓谷」予告編
2013年4月26日 09:00

[映画.com ニュース]真木よう子が7年ぶりに単独主演を務めた「さよなら渓谷」の予告編を、映画.comが入手した。複雑な心情を抱いた主人公かなこを官能的かつ大胆に演じる真木のベッドシーンのほか、真木が歌う主題歌「幸先坂(さいさきざか)」も流れ、その歌声を確認することができる。
「悪人」「横道世之介」などでも知られる芥川賞作家・吉田修一氏の同名小説を、「まほろ駅前多田便利軒」の大森立嗣監督が映画化。緑豊かな渓谷で起こった幼児殺害事件の容疑者として、実母の立花里美が逮捕されるが、里美の隣家に暮らす尾崎俊介の内縁の妻かなこが、俊介と里美が不倫関係にあったと証言。事件を追っていた週刊誌記者の渡辺は、そこから15年前に起きたある事件にたどりつき、俊介とかなこの秘密に迫っていく。
予告編は、真木が演じるかなこと大西信満が扮する俊介が布団の上で絡み合う場面からスタート。ごく普通に愛し合って暮らしているかのようなふたりの生活は、やがて渓谷で起こった事件により一変し、かなこの通報によって警察へ連行され取り調べを受ける俊介の姿や、渡辺の調査によって2人の過去が明らかになっていく様子が描かれていく。俊介とかなこは、15年前に起こったある事件の加害者と被害者であったことがわかり、予告編はそんな2人がなぜ一緒に暮らしているのかという点を訴えかける内容になっている。椎名林檎が作詞・作曲を担当し、真木が初めて歌手にも挑戦したエンディングテーマ「幸先坂」も流れ、せつなく心を締め付けるかのように映像を盛りたてている。
「さよなら渓谷」は6月22日公開。
(C)2013「さよなら渓谷」製作委員会
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