韓国で「グエムル」超えの観客動員No.1 「10人の泥棒たち」日本公開決定
2013年3月29日 11:00
[映画.com ニュース] 韓国で6年ぶりに観客動員記録を塗り替えた映画「泥棒たち(原題)」が、「10人の泥棒たち」の邦題で6月22日から日本公開されることが決まった。
美術館所蔵の秘宝を盗み出すことに成功した韓国の6人組窃盗団が、マカオのカジノを舞台にした新たな計画を持ち込まれ、4人の中国人窃盗団とチームを組んで人生最大の仕事に挑む姿を描いた犯罪エンタテインメント。韓国版「オーシャンズ11」とも言える作品で、どんでん返しが連続する展開や華麗な盗みのテクニック、登場人物たちの謎めいた人生のドラマが満載。「チェイサー」のキム・ユンソク、「イルマーレ」のイ・ジョンジェ、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン、「エグザイル 絆」のサイモン・ヤムら豪華キャストが結集し、「チョン・ウチ 時空道士」のチェ・ドンフン監督がメガホンをとった。
韓国では昨年7月に公開され、公開3日目で観客動員100万人を突破。「グエムル 漢江の怪物」(2006)が保持していた動員記録1300万人に66日間で到達し、70日目には同国史上No.1の動員数を記録した大ヒット作だ。
日本での配給はライブ・ビューイング・ジャパンが担当。コンサートや舞台の映画館生中継を主事業とする同社が、劇場映画を配給するのは今回が初めて。これまでミュージカル「テニスの王子様」や、「ももいろクローバーZ」「Perfume」「KARA」などのライブ生中継を手がけてきており、日本における劇場生中継のシェアナンバーワンを誇る同社ならでは企画も検討中だという。