エグザイル 絆
劇場公開日:2008年12月6日
解説
「エレクション」「PTU」などで知られる香港の巨匠ジョニー・トーが、裏社会に生きる男たちの熱い絆を描いたハードボイルド・アクション。主演は、「ザ・ミッション/非情の掟」でも共演したアンソニー・ウォンとフランシス・ン、「エレクション」のニック・チョンほか。中国への返還間近のマカオ。かつて仲間だった5人の男は、組織を裏切った仲間を殺すよう命じられた者と、男を守る者と真逆の立場に置かれていた……。
2006年製作/109分/香港・中国合作
原題:Exiled 放・逐
配給:アートポート
スタッフ・キャスト
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2015年3月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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鑑賞したのは昨年の東京フィルメックスにて。
一年経って劇場公開が決定したのは先ずおめでたい。
普段は前の方の席で観るのですが、自分で座る席が決められずに与えられた席は最後尾(悲)しかも会場が明る過ぎてスクリーンが白っぽく映る。更に音量が上がる度にハウリングが激しい最悪の状況だったのを思い出す。
以前詳しいレビューは日記に書き込んだのですが…。※1
取り敢えず記憶力だけを頼りに思い出してみると。
これはジョニー・トーの“ワイルドバンチ”だ!
男同士の友情は全編で繰り広げられ物凄く熱い。
(確か過激な程に強い夫婦愛も描かれていた筈だと記憶していますが…)
相変わらずガンアクションを中心としたアクションシーンが笑っちゃう位に過激で、思わず「そこまでやるか〜」って程で、終始お口あんぐり状態になってしまうのですが。静と動、猛烈なスタントと同時に美しいスローモーション。それに一旦動きが止まった状態での緊迫感等を縦横無尽に駆使するジョニー・トーの演出は冴えまくっていました。
そしてこの作品では、アクションとアクションの繋ぎのドラマ部分では笑いの要素が沢山あり、観客の緊張感を時折ほぐしてくれましたね。
なかなか作品に集中出来ない状態で観たので、機会があれは再見して改めてレビューしてみたいと思います。
※改めて再見。
いや〜、最高に格好良い。
場面々々を「おお、そうだそうだ!」と思い出しながら観た。
特に中盤の脱出劇の過激さは筆舌に尽くし難いですね。北野誠そっくりなボスが憎たらしいんだこれが(笑)
もう少し奥さんの“復讐心”が色濃く出ていた様に思っていたらちょっと違っていた…。
そしてあの金塊強奪場面で、くわえ煙草を離さない警備員(笑)
おそらくキャラクターの元ネタは日活アクション映画辺りかな?でも良いねえ〜。惚れ惚れする(笑)
是非とも最近流行りの“ビギニング”って奴で続編が見たいですねえ。
(2008年12月30日【シアター】イメージフォーラム/シアター2)
※1 以前に利用していたレビューサイトには、登録者個人に日記機能がありました。
2014年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
銃撃戦が舞台美術みたいで見応えある。
もっとアクション映画かと思ってたけど映像美の印象が強くて、キャラクターはそこまで記憶に残らない感じ。
シリアスな時間と幸せな時間とギャグのバランスがなんか不思議。
ちょっと笑っちゃうぐらいキザではあった。でも役者はかっこいいです。
2010年8月12日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
大当りの映画です!!
カメラワークもよく、まるで銃撃戦の中に自分もいるような感じになれました。
エンドロール前に出てくる主人公達の写真がなんとも言えない余韻を残します!!
2010年2月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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最初から最後まで、実に気持ちの良いガンアクションでした。
アンソニー・ウォンが好きだから、というのもあるでしょうが、ド真ん中ストライクな映画。
アクション映画はやっぱりこうでなくちゃ! と感じさせてくれる躍動感。日本人はどうにもアクションものは作るのが苦手なのか、和製アクションエンタメはほとんどお目にかかれません。
なのでその辺は、香港、アメリカ、フランス(ほとんどリュック・ベッソンだが)、タイなどの映画で補充します。
この作品は本当にいい。
そんなに深みのあるストーリーでもなければ、ハッピーエンドでもないけれど。
人物の立ち振る舞いに魅了されてしまう。
若くないから、そんなに走ったり跳んだりはできないけど、大胆かつ確実。ここぞというときの瞬発力。さすがです。
ミニシアター系なのが惜しい一作。
鑑賞劇場:シネマート心斎橋