歴代15位!「ホビット 思いがけない冒険」世界興収10億ドル突破
2013年3月7日 15:00
[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」と同じファンタジー世界を舞台に新たな冒険を描く、「ホビット」3部作の第1弾「ホビット 思いがけない冒険」の世界興行収入が10億ドルを突破し、歴代世界興収ランキング第15位に躍り出たことがわかった。
3月3日のニューライン、MGM、ワーナー・ブラザースの共同声明によれば、2月に公開され10日間で3730万ドルを記録した中国の興収が加算されたことにより、同作は世界興収10億ドルの大台を達成。史上第15番目の「世界興収10億ドルを超えた作品」となった。歴代世界興収ランキングでは、現在第15位。公開中の地域もあることから、第14位の「ダークナイト」(約10億400万ドル)、第13位の「アリス・イン・ワンダーランド」(約10億2400万ドル)に今後どこまで迫れるかが注目だ。
ちなみに前3部作の「ロード・オブ・ザ・リング」と比較すると、第1部「ロード・オブ・ザ・リング」は約8億7100万ドルで第31位、第2部「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」は約9億2600万ドルで第22位。「ホビット 思いがけない冒険」よりも上位なのは、約11億1900万ドルで第6位の第3部「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」のみとなる。
「ホビット 思いがけない冒険」は、ドラゴンが占拠する王国の再建をかけた冒険の一行に、思いがけず加わることになった温厚なホビット族の青年が、旅を通して真の勇気に目覚めていく姿を描く壮大なアドベンチャー大作。「ロード・オブ・ザ・リング」に連なる重要アイテム“指輪”を手に入れるエピソードや、冥王の誕生にまつわるエピソードも描かれる。ブルーレイ&DVDは4月17日発売。
また、第2部「ホビット スマウグの荒らし場」は12月13日より全国公開予定、第3部「ホビット ゆきて帰りし物語」は当初の2014年の夏シーズン公開から、2014年12月17日へと全米公開日が変更されたばかりだ(日本公開日は未定)。