マイケル・マン監督、4年ぶりの新作映画にクリス・ヘムズワースが主演
2013年2月19日 11:06
[映画.com ニュース] マイケル・マン監督のタイトル未定の新作スリラーに、クリス・ヘムズワースが主演すると、米ヴァラエティ紙が報じた。
マン監督が1年以上に渡って温めてきた企画で、モーガン・デイビス・フォールと共同で脚本を執筆した。ストーリーの詳細は不明だが、サイバー攻撃を題材にした作品だという。米レジェンダリー・ピクチャーズが製作する。
マン監督は、米HBOで昨年放送されたダスティン・ホフマン主演ドラマ「Luck(原題)」パイロット版のメガホンをとったが、長編映画を手がけるのは「パブリック・エネミーズ」(2009)以来、約4年ぶり。ほかに、フォードとフェラーリによる1966年ル・マン24時間レースの熱戦を描く「Go Like Hell(原題)」や、刑事スリラー「The Big Stone Grid(原題)」などの新作が準備段階にある。
ヘムズワースは、スティーブン・スピルバーグ監督「ロボポカリプス(原題)」が製作延期となり、「スノーホワイト」続編もまだ企画が固まっていないことからスケジュールに余裕ができ、このほどマン監督とのタッグが決定したようだ。「パブリック・エネミーズ」も同様に、米脚本家協会のストライキの影響で身体が空いたジョニー・デップをマン監督が大急ぎで口説き、主演として撮影を開始したといういきさつがある。
ヘムズワースは、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが製作総指揮を手がけた新作スリラー「キャビン」が3月9日から日本公開される。