【国内映画ランキング】「ダイ・ハード」が貫禄の首位デビュー。「テッド」は一休み
2013年2月19日 18:30

[映画.com ニュース]2月16~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。「ダイ・ハード ラスト・デイ」が見事なスタートを切った。2月14日のバレンタインデイ、というよりはTOHOシネマズのサービスデイ(毎月14日)に封切られ、週末までの4日間で動員49万5770人、興収6億0991万1550円を記録。土日の2日間では、動員31万8154人、興収4億0243万6350円となった。前作「ダイ・ハード4.0」の興収39.1億円を目ざし、まずは出足順調だ。
2位の「テッド」は5週目にして首位陥落。累計興収は30億円までもう一息。続く3位「脳男」は、累計動員が45万人を超えたところ。興収は5億9000万円だが、やや伸び悩み傾向。4位の「ストロベリーナイト」は、動員136万6000人、興収16億8000万円まできた。
6位には、オスカー5部門で候補になっている「ゼロ・ダーク・サーティ」が初登場でランクイン。164スクリーンで公開され、オープニング2日間は動員6万0657人、興収7640万9500円。キャスリン・ビグロー監督の前作で、オスカー作品賞に輝いた「ハート・ロッカー」対比で171.6%という出足(「ハート・ロッカー」は47スクリーンで封切り)。まずまずのスタートといえるが、ここから先はオスカーの結果次第だ。
新作はもう1本、イ・ビョンホンの「王になった男」が10位に食い込んだ。オープニング2日間は、動員4万1290人、興収4910万9300円。
いよいよ来週月曜日・25日はアカデミー賞授賞式。今週末は、8部門で候補になっている「世界にひとつのプレイブック」が公開となるほか、7部門ノミネートの「アルゴ」も多くの映画館でリバイバルされる。果たして、オスカーの行方は?
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