橋本愛主演作「さよならドビュッシー」に、あの有名監督が友情出演
2013年1月5日 06:00
［映画.com ニュース］ 橋本愛の単独初主演作で、第8回「このミステリーがすごい！」大賞受賞作を映画化した「さよならドビュッシー」に、「20世紀少年」「SPEC 天」などで知られる堤幸彦監督が友情出演していることがわかった。
同作は、ピアニストを目指す少女・香月遥の周囲で起こる事件を、遥のピアノを指導する音大生の岬洋介が解決していく姿を描く音楽ミステリー。「桐島、部活やめるってよ」や「貞子3D」「ツナグ」などで躍進目覚しい橋本が、火事で家族を失い、心と身体に大きな傷を負いながらもピアノのレッスンに励む主人公・遥に扮し、若手ピアニストの清塚信也が本格演技初挑戦で岬役を演じている。
俳優のほか、監督、脚本家としての顔ももつ利重剛が、長編監督作としては「クロエ」（2001）以来約10年ぶりにメガホンをとった。利重と堤監督は、テレビドラマ「金田一少年の事件簿」（1995～96）でともに仕事をしたこともある旧知の仲で、今回は利重からの声掛けで堤監督の友情出演が実現。堤監督は、遥がピアノコンクールに出演する場面で、審査員役として何度か画面に映し出される。
また、同作にはベテラン声優の戸田恵子と三ツ矢雄二が、遥の通う音楽学校の教師として出演しているほか、「行列のできる法律相談所」などのテレビ番組でも活躍する本村健太郎弁護士が、本職の弁護士役で登場。個性的なキャスティングが実現している。
「さよならドビュッシー」は1月26日から全国公開。
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